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ITエンジニアに憧れる映画 5選
皆さんはどのような映画が好きですか?
ジャンルでいうと、アクション、ヒューマンドラマ、サスペンス、ホラー、アニメーション・・・など、たくさんあります。
そのような数多くある映画の中に、「ITエンジニアに憧れる映画」というものが存在するのはご存知ですか?
今回はITエンジニアに憧れる映画を5つ紹介しましょう。
1:「スティーブ・ジョブズ」(2013年)
■あらすじ
スティーブ・ジョブズは大学時代、中退したはずが、それでも大学で授業を受けていた。しばらくしてインドに旅行に行き、その後、ゲーム会社のアタリで働き始めるが、周囲に馴染めず、自分の会社を始める。
友人のスティーブ・ウォズニアックや数人の友達と事業を始め、ジョブズのビジネスは、うまくいき始めた。
appleは、事業を拡大したが、業績は悪化しはじめジョブズは、自分が創業した会社から追い出されてしまう。
しかし、その後も、appleは業績が低迷し、ついに別の会社を経営していたジョブズをappleに呼び戻すのだった。
■寸評
名前だけを聞いただけでも誰のことが分かる、故スティーブ・ジョブズ氏を描いた映画です。
彼のビジネス面だけではなく、娘との確執などヒューマン性もある映画です。IT系の仕事に就くなら、現代のITの流れを作った一人であるジョブズの考えには触れておいた方がいいでしょう。誰でも、センスと発想で成功できると感じられるかもしれません。ジョブズが実は、挫折も繰り返していたことがよくわかります。
スティーブ・ジョブズを描いた映画はたくさんあるので、他の映画を観て色々比較してみても面白いかもしれません。
2:「ザ・インターネット」(1995年)
■あらすじ
独身のコンピューター・アナリスト、アンジェラは在宅勤務で仕事先からソフトなどのバグを発見、修正するデバッグの仕事をする日々を送り、合間には同類が集うロビーでチャットをする生活を送っていた。
ある日、得意先で長年の仕事関係から友人でもあるデイルから、1枚のフロッピーディスクが送りつけられる。中身は音楽ライブのWEBサイトであり、デイルによると右下にΠ(パイ)のマークが表示され、特定の操作をすると、従来の方法ではアクセス出来ない施設や政府の機密情報にアクセス出来ることがわかる。この発見から、政府を巻き込む陰謀に巻き込まれていく。
■寸評
ザ・インターネットは、コンピューターアナリストの女性が主人公の映画です。1995年の映画ですが、今観ても古さを感じさせません。
プログラムのバグを修正していく主人公がかっこよく、具体的な職種のイメージを掴むのにはぴったりです。
ストーリーはスリリングでスピーディー。プログラマーやコンピューターアナリスト、セキュリティーエンジニアなどに興味のある人にはおすすめです。
3:「TRON」(1982年)
■あらすじ
IT企業エンコム社の元社員ケヴィン・フリンは、自分が作成したゲームの権利を盗まれたとして、社内のコンピュータにハッキング、証拠探しをしていた。一方その頃、ユーザーが作り出したプログラムが名前を持ち、おのおのの役割を果たす電脳世界の中ではエンコム社のマスター・コンピュータ・プログラム(MCP)なる支配者がユーザーの指示とは無関係に世界を征服しようと企んでいた。フリンはかつての同僚と証拠探しすることになったが、MCPのせいで電脳世界に取り込まれてしまう。
■寸評
TRONはコンピューター世界に人間が入り込むという異色の作品です。当時としては斬新だったCG技術が駆使されていて、ディズニー製作であることもポイントでしょう。
『不思議の国のアリス』を思わせる電子世界の様子や各キャラクター(デザインはシド・ミード)はユニークと評判で、それを再現してるCGも当時としては斬新なものでした。
単なるSF作品ではなく、実にヒューマン性のある感動的なストーリーです。CGやVFXなどの技術に興味がある人はぜひ見ておいた方がいい作品です。
4:「サマーウォーズ」(2009年)
■あらすじ
数学が得意な高校2年生の小磯健二。憧れの先輩の篠原夏希からバイトに誘われる。そのバイトとは、夏希の曾祖母の誕生日会に婚約者のふりをするというものだった。
その夜、健二の携帯電話に「数字の羅列」が書かれた謎のメールが送られてくる。数学が得意な健二は、それを何かの問題だと思って解いてしまった。
解いた問題、それは現実の納税や行政手続きなど様々なサービスを利用できるインターネット上の仮想世界OZ(オズ)の管理権限の暗号パス。
そしてメールの差出人は実はラブマシーンという人口知能だった。翌日、OZは謎の人工知能であるラブマシーンに乗っ取られ、その影響はOZと密接に関係している現実世界におよび、大きな混乱を引き起こしてしまう。
■寸評
アニメが好きならサマーウォーズは見逃せません。公開当時、かなりの高評価を得た作品です。「これは新しい戦争だ」というキャッチフレーズも斬新でした。
絵柄からは想像が付かないような仮想世界と現実世界が融合した作品で、IT要素満載で恋愛面やヒューマン要素もある映画です。単純に映画だけでも楽しめます。
こんな世界があったらいいな、と感じながら楽しむことができるでしょう。。実際に自分の力で同じ世界を再現してみようと感じながら観られる映画です。
5:「ウォーゲーム」(1983年)
■あらすじ
コンピュータ好きのごく普通の高校生デビッド。ある日彼が悪意なく偶然にもアクセス、そしてハッキングしてしまったのは、政府のコンピューター。ゲームと勘違いしていたのはジョシュアと呼ばれる核戦略プログラムだった。人工知能を持ったコンピューターとジョシュアとの現実となってしまったゲーム。果たして核戦争の危機は回避できるのか!?
■寸評
軍事や電力会社、庁舎へのネットのハッカーの侵入で、作業工程や作戦計画、秘密事項が漏えいする可能性が、この頃からも充分に学ぶことができる内容です。
ハッキングが主体の映画なので、セキュリティー面に興味がある人、ネットワークに興味がある人も必見です。
人工知能のコンピューター開発に興味のある人はぜひ観ておきたい作品です。
何度観ても緊張感がありますよ。
いかがでしたか?
この5作品の他にも素晴らしい作品はたくさんあります。
お気に入りの作品を見つけて、ITエンジニアへのモチベーションを高められるといいですね。