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バブル期、氷河期、ゆとり世代の働き方の違い
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「モーレツ社員」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
昭和50年代に働いていたサラリーマン達を指す言葉ですが、現代の人達が見ればありえないの一言に尽きるぐらいひどい働き方をしています。
朝礼で社歌を合唱、残業はするのが当たり前、午前1時から深夜会議、仕事を終えるのが午前4時、家に帰れるのは週に1回etc...
今では考えられないものばかりです。
もし、現代でもこのような会社があるならば誰も求人に応募したがらないでしょう。
昨今は某大手広告代理店の女性社員や新国立競技場の建設作業員の過労死ニュースが引き金となり、働き方改革がどこの企業にも浸透してきています。
ここ数年で世間の労働に対する意識が変わってきています。
今回はそんな働き方が見直されてる社会に対して、現代の若者達は労働に対して何を求めているかを追求していきたいと思います。
昔の働き方
上記でも述べたように今から見れば昔の働き方は考えられないものばかりです。
昔と一言で括っても高度経済成長期、バブル期、就職氷河期と様々な時期があり、どの時期も経済・労働状況が変わっています。
まずは大まかに各世代の経済・労働状況について見ていきましょう。
高度経済成長期(1955~1973年)
- 朝礼で社歌を合唱
- 営業が帰社するのが午後11時過ぎ
- 深夜1時から会議
- 帰宅できるのは深夜2~4時
- 下手すれば帰宅できるのは週に1回
- 年功序列の終身雇用
バブル期(1986~1991年)
- 会社までタクシー出勤
- 1日の残業代で数万円ついた
- 働けば働くほど会社も社員も儲かった
- 初任のボーナスが100万円以上あった企業も
- 毎年100万ずつ年収が上がった
- 年功序列の終身雇用
- 就職活動では3~5万円の交通費が企業から支給された
就職氷河期(1993~2005年)
- 銀行の統廃合、企業の倒産が相次ぐ
- 非正規雇用の増加
- 終身雇用の崩壊
- 有効求人倍率が1を下回る
- 就職が困難になり、就職浪人が出てくる
約半世紀で経済・労働状況がこれほど大きく変わっています。過ごしてきた時代が違ければ、仕事に対する価値観も大きく違ってくるでしょう。では、現在の経済・労働状況はどのように変化しているのかを次項で見ていきましょう。
現在はどう変化しているか
残業時間の縮小
昔から仕事の悩みで一番大きいのは…と言っていいほど残業時間は労働者達を苦しめてきました。
100時間、200時間、中には400時間という明らかに体と心を壊す働きを強いられていた方もいます。
その残業にようやく行政のメスが入り、月60時間、繁忙期でも月100時間までという上限が設けられました。
在宅・テレワーク業務の普及
通勤の悩みも昔から尽きません。これも昔からストレスの種になってる「満員電車問題」です。
朝から1つの車両にギュウギュウに押し込められ、最寄り駅に着いた時にはもうヘトヘトになっている方も多いでしょう。
「在宅・テレワーク業務」を実施すればこれらの問題を解決でき、且つ、このあと記述する「育児や介護との両立」にも一役買えます。
副業の解禁
「もっと給料が増えないかな…」
誰しも一度はこんなことを考えたことがあるでしょう。しかし、副業は会社の規約に反するので出来ない…と言っていたのは今は昔。
現在は大手企業を中心に本業とは別に副業を容認する動きが見られます。中には専業を禁止にして、副業を会社の人材育成の一端にしている企業もあります。
育児や介護との両立
「育児が落ち着いてからじゃないと仕事ができない」「親の介護をしなければいけなくなったから仕事を辞めなきゃいけない」
仕事に対する悩みは何も仕事をしているから出てくるわけではありません。仕事をしたいくてもできない人もいます。
前述でも少し述べた在宅・テレワーク業務によって、家で育児や介護をしながらでも仕事ができるようになってきました。
如何に以前が会社都合で働かされていたかが伺えます。これからは個人の都合に即した働き方が重視されていきますね。
若者が仕事に求めること
前項で述べたような会社都合での働き方が中心だった時代より、個人の都合に即した時代になってきたのは一目瞭然かと思います。
それを伺える内容が下記になります。
「プライベートを大切に働けること」
「人間関係の良い職場環境で働くこと」
「自分らしい生活ができること」
これらは転職支援サービスを運営している企業が20代にアンケートした「仕事に求めること」で、意見の多かった3つになります。
やはり働きやすい環境と自分の時間を重視する傾向が強くなってるように見えます。
それだけ現代まで仕事というものが主体的にやれるものでなく、強要されてきたものだということが分かります。
また、ここを遵守するだけでも健康的な生活を送れ、より質の良い仕事ができるようにも思えます。
「体が資本」という言葉は、もしかしたら唯一今でも変わらない社会の文化なのかもしれません。
まとめ
如何でしたでしょうか。過去は会社で長時間仕事をしてもその見返りがありましたが、悲しいかな現代ではその見込みが薄くなってきています。
これからは自分達の生活基準に合った働き方を見つけ、主体的に動いていく必要があります。
なお、現代の働き方はIT業界と相性の良いものだと筆者は考えます。
主にパソコンを使って業務を行うIT業界では、極論パソコンさえあれば地球の裏側にいても仕事が出来るため働き方の選択肢が他の業界と比べて多いと思います。
この記事を見ている方で、これから社会に出て働こうとしてる方は一度IT業界を見学してみては如何でしょうか。
自分にあった働き方を見つけ、幸せな生活を送っていきましょう。