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ITエンジニアにおける理想の上司とは
一生で、一番長くすごす場所は、会社です。
だからどんな業界も、仕事は「人間関係」がいちばん大切。
特にITは細かい作業が毎日続くため、上司との相性はとても重要になってきます。
長く仕事が続く人の多い職場には「良い上司」や「話せる先輩」がいる事というアンケートがありました。
ITエンジニアが求める「理想の上司」とは、一体どういった人なのでしょうか?
ITエンジニアに聞く、理想の上司に求める5つの条件
ITエンジニアに「理想の上司像」を、聞いてみました。
すると、こんな結果に。
やはり一番は「信頼できる人物」でした。自分の可能性を伸ばしてくれる上司という存在。やはり、信頼できる人間であってほしいですね
1.信頼できる人物であること
プロジェクトの上司は、信頼できる人であってほしいですよね。
特にITは専門職。
社内で一緒に過ごす時間も長いぶん、お互いの信頼力でプロジェクトの進行も変わってきます。
信頼できる上司と一緒に仕事がしたい!そんな意見が多くみられました。
2.頼りがいがある
頼りがいのある上司なら、ついていきたい!
人間としての包容力って、大事ですよね。
個人の成長も、集団での成長も、成長スピードは上司の裁量によります。仕事で頼りになる部分、尊敬できるシーンがあると、自然に自分から近づきたくなりますね。
3. 共通の話題がある。自分なりの定規が正確
自分の経験値による「定規」をもっていること。
なおかつ、その定規が正しいこと。
正しい定規を持っている上司なら、プロジェクトの未来も明るいでしょう。また、話題のジャンルが豊富だったり、何かいっしょに語れる上司だと、信頼関係も築きやすいですよね。
4.本当の意味で優しい
IT企業は他の企業よりも、チャンスがたくさんあります。
チャンスが巡ってくる分だけ、仕事は忙しくなりますよね。
時間もない、〆切せまる、そんな切羽詰まったときにこそ、優しい人って尊敬できますよね。
プロジェクトがキリキリしてきた時、本当の意味で「優しい上司」。憧れますね!
若い会社、老舗の会社、それぞれの上司パターン
職場の人間関係がキッカケで転職する人も、多いですよね。
上司のたった一言で、 それまでやってきた事が報われたり、モチベーションがあがったりしますから。
だから上司との人間関係が、将来を決める。といっても過言ではないでしょう。若い会社の上司パターンと、老舗の会社の上司パターンをピックアップしました。
若い会社の上司パターン
平均年齢が若い会社は活気があり、上司も若く瑞々しいセンスがあり、会話も弾みやすいという場合が多いです。ただし歴史が浅いぶん、企業として「若い会社」というレッテルがあるため、時に急激なタイミングで船が沈む会社もあります。将来性と、いい加減な会社ではないかどうか、チェックしましょう。
・会社として、足場がしっかりしているか
・将来性があるか
・上司は話を聞いてくれるタイプか
・人柄が信頼できるか
これは上司の相性とともにチェックしましょう。
また、若い会社にいるからといって「頭が柔らかい人」ばかりではありません。上司は十人十色、ちょっと話しただけでは分からない事も多くあります。まずはしっかりと仕事をこなして、小さな信頼関係を気付き、自分も信頼してもらえる部下になりましょう。
老舗の会社の上司パターン
反対に老舗の歴史ある会社は、安定感と落ち着きがあり、すぐにつぶれる心配もなく安心して勤めることができます。
ただし、どういった人が上司になるかは運次第。
ITなのに、ITに興味がない勤続年数の長い上司がついてしまって会話にならない、なんて事態は避けたいですよね。これは私、リアルに経験があります。
そこで「専門のあなたに全部任せます!」という人なら上手くいくのですが、「そもそもITの事がわかっていないけど、マイルールが存在して仕事が進まない」という案件が、本当に存在するので、知識があるか、ないならばどういう形態で進行していきたいのか。しっかりと確認した方がいいと思います。
逆に尊敬できる上司+大企業であれば、大きなプロジェクトにも関われることができて、最高の転職が期待できます。
足元を救われないように、しっかり吟味しましょう!
・上司に、ITの知識があるか
・人柄が信頼できるか
・新しい事に対する、興味があるか
老舗、大企業ではこういった事も考慮にいれて、上司とつきあっていかなければいけないと思います。
チャンスとピンチは、表裏一体。
大企業はチャンスがある分、実力も求められます。真摯な対応を普段から心がけ、信頼を築いていきましょう。