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格安SIMってなんで安く利用できるんだろう?

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2019.05.20(Mon)

格安SIMってなんで安く利用できるんだろう?

最近普及してきている“格安SIM”。
皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思います。

今回はこの、格安SIMについて見ていきたいと思います。

■SIMってそもそもなんだろう?

まず、SIMカードについて見ていきましょう。

SIMカードというのは、Subscriber Identity Module Cardの頭文字をとり省略したもので、
皆さんがお使いのiPhoneやアンドロイドなどのスマートフォンや携帯電話、
また、タブレット端末やデータ通信が可能なゲーム機(PSvita)などに入っている小さなICチップのことを言います。
SIMカードには、電話番号を特定するための固有の番号が記録されています。(IPアドレスのような感じ。)
これが入っていない端末では通話やデータ通信(ルータなどを介さないインターネット接続)ができません。

SIMカードには、大きさが3種類あります。
端末によって使用可能な大きさが異なるので
SIMカードを自分だけで選ぶときには注意しましょう。

まず、標準SIMです。
標準SIMは3つの中ではサイズが一番大きなものです。
(一番大きいといってもSIMの中ではの話なので一般的に考えたらかなり小さいです。)
かなり昔のスマートフォンに採用されているサイズになり、
最近のスマートフォンにはあまり採用されていません。

2つ目は、microSIMです。
こちらも最近のスマートフォンではあまり採用されていませんが、
4Sより昔のモデルのiPhoneや一部の格安スマホで採用されています。

最後に3つ目がnanoSIMです。
これは、3つの中で一番小さなサイズで
現在の主流なスマートフォンのほとんどに採用されているものになります。

さて、SIMの種類が分かったところで
次は皆さんが現在使っているスマートフォンで
格安SIMが使えるのかどうかを確認してみましょう。

スマートフォンなども端末には、
『SIMフリー』の端末と、『SIMロック』がされている端末があります。

SIMフリーの端末は、使用可能なSIMが決められていないため
端末の使用可能なSIMのサイズさえ合えば使用できるものです。

SIMロックの端末は、3大キャリア(au、docomo、softobank)が
自社のSIM以外を認識しないようにロックをかけられている端末のことを指します。
SIMロックがされた端末では格安SIMを挿入しても使用できません。

このような端末で格安SIMを使用するには、SIMロックを解除することが必要です。

皆さんがお使いの端末はおそらくほとんどが
SIMロックされている端末であると思います。
もし、端末を変えずに格安SIMに乗り換えたいという場合は、
SIMロックをお店に行って解除してもらうか、
Webから自分自身で解除する必要があります。

では、SIMについてある程度できたところで
格安SIMがなぜ安く利用できるのかを見ていきましょう。

■格安SIMとは一体なに?

格安SIMとは名前の通り、低価格で利用できるSIMのことです。

大手3大キャリアよりも確実に安く携帯電話を使用することができるのです。

ではなぜ、そんなことが可能なのか?
その大きな理由としてまず、自社持ちの回線ではなく
3大キャリアから回線を借りているからです。
自社の回線ではなく他から回線を借りることによって、
回線の管理不要で、維持費もかからないのです。

さらに、格安SIMを提供している会社はほとんどの会社が店舗を持っていません。
お客さんからしてみれば、困った際にすぐに相談できないなど少し不便かもしれませんが
これにより人件費が削減されるので低価格でのサービス提供が可能になります。

他にも、格安SIMを提供している会社は、大手のキャリアとは違い
ネット上での宣伝・広告をしているので
CMやつり革広告、ポスター等での宣伝・広告と比べると
コストがかかっていないということも低価格でのサービス提供を可能にしています。

また、サービスプランにも安く提供できるポイントがあります。

突然ですが、皆さんは普段携帯で電話をかける際、
何を利用して電話をかけていますか?
もともとスマホに入っている電話アプリよりも
LINEから電話をかける方のほうが多いのではないでしょうか?

実際、私もLINEから電話をかけることが多いです。
家族や友人にかける際は特にです。
わざわざ番号を入れなくてもいいし、
メッセージ中にそのまま電話をかけることが出来て便利だから、
という理由もありますが、私がLINEで電話をかける理由の一番大きな理由は
通話料金が無料だからです。

しかし、私のような使い方をしていると
カケホーダイプランが付いているサービスプランを契約している方は
カケホーダイプランの分の料金を支払っているのが少し損ですよね。

特に、3大キャリアは“携帯電話会社”なので通話に力を入れています。
そのため、ほとんどのプランにカケホーダイなどの電話に関するプランが付いています

ですが、格安SIMのサービスプランはデータ通信のみのプランもある為、
私のように電話はLINEを利用する!という方や、
そもそも日常で電話をかけることがほぼないという方は
データ通信のみのプランはいいですよね!

また、格安SIMは自分に合ったプランを
いくつかあるプランの中から選びことが出来ます。
そのため、自分にとって無駄のないプラン選びをすることができます。

このように格安SIMには良い点がたくさんあります。

しかし、良いところがあれば悪いところも出てきてしまうものです。

■格安SIMのデメリット

格安SIMの最大のデメリットは
通信速度が、格安SIM会社が回線を借りているキャリアや、
時間帯によって変わってくるというところです。
特に、通信が集中するような夕方から夜にかけての時間帯は
通信速度が遅くなってしまうことも多くあるようです。
例えば、部屋を回線の帯域だと思って想像してみてください。
格安SIMの部屋は狭く、3大キャリアの部屋は広いです。
そこに、同じ人数が一気に入ってきたとします。
仮に、各部屋に15名入ってきたとしましょう。

どうでしょうか?
同じ数でも広さの違いで格安SIMの部屋のほうが窮屈なのが分かると思います。
狭いほうの部屋では広いほうの部屋と比べて人の密度が高くなり隙間がなく通りにくいのと同じで、
狭い帯域の回線内で同じ時間に多くの利用があれば通信速度は遅くなってしまうということです。

他にも、キャリアメールを利用することが出来ないため、
Gmailなどのキャリアメール以外のメールを持っていない場合は
新しくアドレスを作成しなければなりません。

また、たいていの場合は店舗がなく必要最低限のサポートしかされないので
3大キャリアのようにお店の方に初期設定をしてもらうのではなく、
初期設定からすべて自分で設定することが必要です。

このように便利だからこそ発生してしまうデメリットがあります。

通信が遅くなっても、日中問題なく使用できればいい、
もしくは通信が遅くてもかまわないので安く済ませたい、
という方には問題ないと思いますが、
帰宅後などの一定の時間帯に通信が遅くなるというのはなかなか困ると思います。
wi-fiと組み合わせて使用してみるのもいいかもしれませんね!

■格安SIMのおすすめの種類

さて、ここまで格安SIMについて見てきましたが、
ここからは格安SIMの種類を見ていきましょう!

◎IIJ mio
◎mineo
◎LINEモバイル
◎楽天モバイル
◎BIGLOBE
◎リペアSIM
◎U-mobile
など、様々な種類の会社が格安SIMを提供しています。

IIJ mioはauとドコモの2回線から回線を借りています。
プランは、データ通信のみのプラン、データ通信+SMSのプラン、
データ通信+通話のプランがあります。
それぞれ、3GB・6GB・12GBからデータ容量が選べます。
一番安いと、データ通信のみの3GBのプランで一ヶ月900円かかります。
また、その他のプランも充実しており、
みまもりパック、迷惑防止パック、wi-fi接続サービス、
端末の保証オプション、セキュリティソフト、留守電などのサービス、
また、音楽をよく聞く方にとてもおすすめの音楽配信サービス等もあります。

mineo(マイネオ)はauとドコモ、ソフトバンクの3回線から回線を借りています。
希望の回線によって料金設定プランが異なります。
各回線ともに、データ通信のみのプランとデータ通信+通話の2プランあり、
また、最低500MBから最高30GBまで全部で6種類のデータ容量が選べる点が特徴です。
一番安いプランはau・ソフトバンクの500MBが月々700円というものです。
残容量の確認もサイトから簡単に行うことが可能で、
もしデータ容量が余った場合は翌月に繰り越すこともできます。
万が一、使用量が基本データ量を超えてしまっても
100円/100MBからチャージすることも可能です。
マイネオは店舗も全国に展開しているのでネットで説明を見るだけでは不安...
という方でも、お店で説明が受けられるので安心ですね。

LINEモバイルはau、ドコモ、ソフトバンクの3回線から回線を借りています。
このLINEモバイルは他の格安SIMとは少し異なり、
さすがLINEが提供しているだけあってSNSに特化した格安SIMになります。
主なプランは3つあり、
LINEフリープラン、コミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランの3つになります。
LINEフリープランは、その名の通りLINEのデータ通信のみが無料になるというものです。
1GBで500円から利用でき、普段の主な連絡手段がLINEである方向けのプランになります。
コミュニケーションプランフリーは、LINEを含めた人気のSNSのデータ通信が無料のプランです。
LINE、twiter、Facebook、instagramのデータ通信が無料になり、3GBで1110円から利用できます。
他にも、5GB・7GB・10GBのデータ量から選ぶことが出来ます。
MUSIC+プランは、コミュニケーションフリープランにLINEMUSICのサービスが付いたプランです。
SNSも音楽も楽しみたい、また、すでにLINEMUSICを利用している方にもおすすめです。
こちらも最安値は3GBで1810円から利用できます。
選べるデータ量の種類も同様で、5GB・7GB・10GBのデータ量から選ぶことが出来ます。
また、オプションサービスも充実していて、
10分以内の電話であればかけ放題のプラン、
水没や落下等による破損に備えることのできる端末保証プラン、
全国の指定のwi-fiスポットを利用できるwi-fiオプション、
セキュリティに備えるモバイル版ウィルスバスターなどを、
月々お手ごろな値段でつけることが可能です。

楽天モバイルは、auとドコモの2回線から回線を借りています。
プランは、ドコモ回線のスーパーホーダイが2GBで月々1480円から利用できます。
このプランはデータ通信+通話のプランになっており、
他にも6GB・14GB・24GBのデータ容量から選ぶことが出来ます。
また、組み合わせプランというプランもあり、
データ通信+通話のプランでauとドコモどちらでも利用可能です。
3.1GBで月々1600円から利用できるプランです。
他にも、データ通信のみでSMS付きのものと、SMS付きではないものがあり、
SMS付きではないものはドコモ回線のみとなっています。
さらに、楽天モバイルは2019年の10月以降から自社の回線に移行するようですので、
他の格安SIMよりも回線が早くなるかもしれませんね。
楽天モバイルも店舗展開しているので、直接の説明が聞ける点もとてもいいと思います。

BIGLOBEはauとドコモの2回線から回線を借りています。
データ通信+通話のセレクトプランであれば、
初月は無料で使えるというお得なプランがあります。
データ容量は3GB・6GB・12GBの3種類です。
この、セレクトプランはかなりお得で、
例えば3GBで考えた場合、初月は無料。
契約した翌月から6か月目までは月々400円で利用可能、
7か月目以降は月々1600円から利用可能というもので、
初月無料に加えて、6か月目までの料金も割引されているので
かなりお得に利用できるのではないでしょうか?
また、au用のプランとドコモ用のプランがあり、
それぞれ2種類のプランがあります。
さらに、電話番号の引継ぎも可能なため、
更新をしたり、新しく覚える必要のない点も便利です。

最後に、U-mobileはドコモやソフトバンクの回線を借りています。
データ大容量でしかも安い、UモバイルMAXは月に2380円でなんと25GBも使えます。
他の格安SIMと比べてもかなり安いプランということが分かると思います。
さらに、自分に合ったプランを選べる、Uモバイルというプランや、
LTEを使いホーダイのUモバイルLTE使い放題プランなど、
様々なプランがあります。

いかがでしたでしょうか?
格安SIMを提供している会社だけでこんなにも種類があると、
なかなか迷いますよね。
ちなみに、個人的に私が気になったのは、
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランです。
普段から携帯での通話はしないのと、
よくinstagramを見るのでこのプランが気になりました。
あとは、U-mobileのUモバイルMAXもかなり気になりました。
データ通信のみで25GB使えるのに、2500円以下なのはかなり良いと思います。

また、格安SIMの他にもスマホと格安SIMがセットになって売り出されている、
格安スマホというものもあるので合わせてみてみるといいかもしれません。

■まとめ

今回は、格安SIMについて見ていきました。

実は、私は調べるまで格安SIMにあまりいい印象を持っていなかったのですが、
調べてみると良いところもたくさんでかなり興味が湧きました!
また、オプションでセキュリティ対策も付けられるものが多く、
安心して使えそうだと感じました。

また、楽天モバイルが自社の回線に切り替えるというのも気になります。
自社の回線にしてどれほどの速度になるのか、
他の格安SIM会社はどう動くのか、今後楽しみですね!

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