IT業界のニュース

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最近よくインターネットなどで「IoT」という単語を目にする方も多いと思いますがその意味をご存知でしょうか。

IoTとはInternet of Things(モノのインターネット)の略で、これを聞いてもいまいちピンと来ないでしょう。IoTとは、パソコンだけではなく、モノ(家電製品、インターフォン、自転車など)をインターネットに接続し、相互にデータが行き交う仕組みのことを意味します。今回は、「ネットワークエンジニアとIoT」にフォーカスしてみます。

IoTの流れ


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2000年頃までは、身近な物でインターネットに接続されているといえば、パソコンや携帯電話程度でした。しかしIT化が進むと共に私たちの日常生活にはIT技術が広く使われるようになってきています。

例えば帰宅前に、携帯電話から家のエアコンのスイッチを入れたり、飼い猫の位置を確認できるよう首輪にGPSを埋め込んだり、IoTの実用化はすでに始まっています。

今後は農業分野での実用化が期待されています。今まで人が栽培し維持し収穫してきたこの一連の農業の流れを、全てコンピュータで一括管理しようと進めています。少子高齢化社会の大きな課題である一手不足への解決策としても大いに役立つでしょう。

このようなIT技術の需要とは裏腹に、2016年経済産業省が発表したデータによると、今後日本は深刻な最先端IT人材の不足に陥ることが懸念されています。「最先端IT人材」とはIoTも含め、その他AI (Artificial Intelligence;人工知能)やビッグデータを扱う人材のことを示します。

現在すでに日本国内で最先端IT人材は1.5万人不足と言われ、2020年にはそれが4.8万人にも膨らむと予想されています。つまりIoT分野のネットワークエンジニアの需要は非常に高く、これからも伸び続けるでしょう。

では今後ネットワークエンジニアがIoT分野でどのように活躍し、キャリアパスをふめばいいのか見ていきましょう。

ネットワークエンジニアとIoTの関わり


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IoTはネットワークでモノをつなぎます。ネットワークを維持したり管理したりするのがネットワークエンジニアの仕事なので、IoTで活躍できる場はたくさんあります。IoTではネットワークがより複雑化し、管理しなければならない数も増える分、システム障害などのトラブルも増えるでしょう。その際に、迅速に原因をつきとめ対処していかなければなりません。

そのためネットワークエンジニアは常に状況を論理的に考え、判断できる能力を身につける必要があります。これは深い専門知識と経験がなければ簡単に身に付くものではありません。

またネットワークで得た情報を活用することで、どのような利益を企業にもたらすことができるのかなどの提案力や情報分析力も必要です。

IoTの実現には様々な担当者とコミュニケーションをとる必要があります。ネットワークエンジニアは商品開発担当、商品生産担当、システム開発担当などと連携をとって進めながらどのようにデータを取り、どのようなネットワーク構成にするか、などを決めていきます。

つまり高いコミュニケーション能力が求められる仕事といえるのです。

IoT分野で活躍するためのキャリアパス


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未経験のネットワークエンジニアがいきなりIoT分野で活躍することは難しいです。まずは一般的なネットワークの運用監視の仕事からスタートし、専門知識、経験を身につけることです。並行して資格ももちろん取得しておいた方がよいでしょう。

十分な知識、技術、経験を持った上でIoTネットワークの設計、構築ができる会社へ転職するとよいです。最先端の技術に触れながら自分を成長させることができます。

また、IoTでは全てがネットワークでつながるため、セキュリティスキルは必ず高めておく必要があります。ネットワーク上の情報は常に狙われ危険にさらされているからです。

おわりに

このように、IoT分野で活躍するネットワークエンジニアを目指すことは容易ではありませんが、将来性や社会への貢献度を考えると非常にやりがいのある職種です。ネットワークエンジニアは、仕事の幅が広くキャリアパスも様々ですが、IoT分野を視野においてキャリアパスを考えると将来の可能性や選択肢が広がるでしょう。

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この記事を書いた人

YAYA
YAYA

化粧品メーカーでの研究開発、商品企画、また調剤薬局での薬剤師としての勤務経験を経て、現在はオランダで英語を身につけながら、執筆活動に取り組んでいます。
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