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『IoT』で未来を切り開く。ネットワークエンジニアのためのIoTの基本知識

NVS編集部NVS編集部

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2017.03.29(Wed)

『IoT』で未来を切り開く。ネットワークエンジニアのためのIoTの基本知識

今やIoT (Internet of Things)の話題は毎日のように耳にするようになりました。

そもそもIoTとはモノのインターネットと言われていますが、どんなことを実現するのでしょうか。IoTの説明でよくされる例えとしてSF映画のような世界が現実になるようなことが言われていますが、本当のところはどうなのでしょうか。なぜそのような世界が実現するのでしょうか。

ここではそんなIoTのことを全然知らない人にも理解できるように基本的なことから説明していきます。

また、ネットワークエンジニアにとってIoTがもたらす世界はどういった世界になるのでしょうか。今後のネットワークエンジニアの仕事とIoTについてもあわせて説明します。

知っておきたいIoTの基本知識とは




(画像引用元:Pixabay)

 

そもそもIoTとは何でしょうか。まずはIoTについて基本知識を知っておきましょう。

まずIoTは3つの要素から構成されています。以下がその要素となります。

 

  1. 1.インターネットにつながる「モノ」

  2. 2.「モノ」同士の相互接続

  3. 3.「モノ」同士の送受信データを扱うシステム


では3つの要素を順に説明して行きましょう。

 

インターネットにつながる「モノ」


最初に「モノ」のインターネットといわれているIoTですが、そもそも「モノ」とは何でしょうか。

ここでいう「モノ」とは漠然としていますが、車や服、家具などあらゆる「モノ」のことです。

インターネットにつながる「モノ」とは、アイデア次第なところがあるので定義することが難しいので、IoTの「モノ」はどんどん増えていくと考えると良いでしょう。

そしてこの身の回りのあらゆる「モノ」がインターネットにつながることがIoTの要素となります。ここまではつながる「モノ」の話です。

 

「モノ」同士の相互接続


続いてそれら「モノ」同士がネットワークでつながることもIoTをつくる大切な要素です。

パソコンやスマホ以外にインターネットにつながるだけではなく、それら「モノ」同士が相互に通信することが出来るということでもあります。「モノ」同士が互いに通信を行うこと、そして、それら相互接続するためのインフラも含めてIoTとなります。

「モノ」が相互の通信できるようになれば、今まで実現できなかったことができるようになります。すでに実現していることとして、パソコンとスマホは相互に接続できますね。

これにより今まで帰宅してからパソコンを立ち上げないとできなかったことが、スマホとパソコンが連携することで外出先でも気軽にショッピングや映画を視聴したりできるようになっています。

このように、あらゆる「モノ」同士で相互に連携することがIoTということです。

アイデア次第では今まで考えもできなかったことがサービスとして実現できるようになるでしょう。

 

「モノ」同士の送受信データを扱うシステム


そして最後に「モノ」同士が相互にやりとりするデータを利用するシステムもIoTの要素となります。これは「モノ」同士が取得、交換したデータを人間が便利に使うためのシステムを構築することとなります。

「モノ」が取得した大量のデータをリアルタイムで分析して、最適な選択肢を提供することがIoTではもたらされます。

IoTのもたらす未来とは




 

(画像引用元:Pixabay)

IoTのことを知る上で、将来一体どういった世界が訪れるのか知りたいですね。

今開発が進められていることや考えられていることなど紹介していきましょう。

・自動車分野


クルマがインターネットに繋がれば、どういった世界がやってくるのでしょうか。

そもそも、スマホを乗せてカーナビとして使っている人もたくさんいるくらいなので、クルマがインターネットに繋がるということは本当に便利になることだと想像できると思います。

しかし、IoTではカーナビのように道順(情報)を提供するだけではありません。

たとえば、自動運転です。現在でも自動で駐車することなどが実現していますが、より安全な自動運転が可能となるのが、IoTがもたらす新しい世界のひとつです。

さらには、ガソリンが少なくなったら近くのガソリンスタンドを提案したり、スーパーの近くを通ったら自宅の冷蔵庫から少なくなった食材を案内してくれるといったこともIoTでは実現できるでしょう。

そして、自動車保険との連携も考えられています。急ブレーキや急加速などをセンサーで検知し、安全な運転手には保険料を安くするといったサービスです。

どうでしょうか。

まさにアイデア次第で格段に便利なサービスが誕生するでしょう。そして、その土台となるのがIoTです。

・住まい


帰宅している間に暖房や冷房を入れて適切な温度に保つことや、自宅の植物に自動で水をあたえること、ペットが快適に暮らすために冷暖房や食事を最適なタイミングであたえることもできるようになるでしょう。

また、照明やお風呂など帰宅のタイミングに合わせて準備することもできます。

・工場


生産ラインは自動で24時間稼働し、原材料や燃料の補給も自動でおこなうことができます。

また、生産ラインの定期点検、修理も自動化し生産量は格段にあがるでしょう。

また、ヒューマンエラーが少なくなるので事故の発生も抑えることができます。

・農業


温度や湿度、土の状態など収集し、最適なタイミングで水をあたえます。

また、最適な肥料を割り出して農作業を自動化することが考えられています。24時間365日稼働することで食料の自給率も増加することでしょう。

IoTとネットワークエンジニア




 

(画像引用元:Pixabay)

ネットワークエンジニアの仕事にIoTはどこまで関わってくるのでしょうか。

なんといっても通信量、接続機器数の増加は間違いないので高機能なネットワーク機器への更改が進むでしょう。

さらに、社内のネットワークへパソコン・スマホ以外にもどんどん「モノ」がつながることが予想されます。また、それら「モノ」のデータを分析し、最適化するシステムも導入されることでしょう。そして社内ネットワークもIoTへの対応がすすむと考えられます。

ちなみにシスコシステムズ社は2020年には500億個のデバイスがインターネットに接続すると予測しています。通信が増えるならそれらに対応する機器へのシステム更改が進み、そして運用・保守の仕事も増えると予測されます。

おわりに


さてIoTについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ネットワークエンジニアはIoTのもたらす世界で今後もますます活躍する場があります。

SFの世界だったことが現実になろうとしているのです。ネットワークエンジニアは直接その世界に関わることができます。ワクワクする話ですね。そのために、より一層のスキルアップが必要です。

こちらの映像もご参考下さい。

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