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  1. 最新のクラウドサービス事情とは

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最新のクラウドサービス事情とは

NVA編集部NVA編集部

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2018.04.17(Tue)

最新のクラウドサービス事情とは

近年、クラウドサービスの台頭が目覚ましくなってきています。
「売上向上」「生産性向上」「コスト削減」に繋がるといった理由からクラウドサービスの市場規模も年々増加しており、クラウドサービスを導入している企業も増加の一途をたどっています。
身近なところですと、スマートフォンのSDカードスロットが廃止され、クラウドサービスを使うことが前提に設計されている機種が増えているなど、私達の生活にも密着しています。

現在、クラウドサービスがどのようなものがあるか、今回はビジネスに使われている物を中心に説明していきましょう。

名刺データと一括管理「Sansan」




埋もれてしまいがちな紙の名刺をクラウド上で管理・共有していくことで、そこから得られるデータを効果的なマーケティング・営業活動に活かせるクラウドサービスです。
テレビCMでSansanの存在自体は知っているという方の中には、単なる名刺管理サービスだと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ただそれにとどまらず、例えば名刺のデータを元に企業の最新ニュースを自動で取得できたり、担当者の名前でメールマガジンの作成・送信ができたりといった有用な機能が満載です。
社内の価値ある情報をオンライン上にストック・場所を問わず閲覧できると、働き方の幅も広がります。

チームのやり取りを一箇所でまとめる「kintone」


kintone(キントーン)は、グループウェア国内シェアNo.1のサイボウズが手がけるクラウドサービスです。
社内外を問わずどこからでもアクセスできる業務システムを作成でき、多様なワークスタイルを強力にサポートします。また社内SNSのような機能を備えているため、オフィスで顔を合わせることの少ないメンバーとも活発なコミュニケーションが生まれます。少人数のサテライトオフィスから、大企業の全社システムとしてなど幅広く利用されています。

在宅ワーカーとのやり取りにも広く使われる「ChatWork」




ChatWork(チャットワーク)はPCはもちろん、タブレットやスマートフォンからでも気軽に使えるビジネス用のチャットサービス。メールに比べて楽に使えるので、ちょっとした軽い相談や雑談にも使えます。
ランサーズやクラウドワークスなどで募集された在宅ワーカーが、募集元から導入するように指示されることが最も多いのがこのChatWorkでもあります。
ビデオ通話機能もあるので、離れた場所で顔を合わせながら話をしたいときにも効果的です。

クラウド会計ソフト「Freee」


freeeは、経理業務を大幅に効率化できるクラウド会計ソフトです。クレジットカードや銀行の入出金情報を自動で取得し、帳簿も自動で作成してくれるので入力の手間を削減することができます。売上の把握や管理、経営分析までできるなど、会計だけでなく経理全般をサポートしてくれるのが特徴です。
入力・管理・レポート作成の間の二度手間やタイムラグがなくなるので、リアルタイムな意思決定を行うことができます。また税理士さんと共有すれば、対面する機会やコストを削減できるというメリットもあります。

シフトもクラウドで管理「ジョブカン勤怠管理」


ジョブカン勤怠管理は、クラウドで提供される勤怠管理システムです。時差や英語環境に対応し、グローバルにビジネスを展開する企業でも用いることが可能です。海外拠点やマルチリンガルな労働環境において、勤怠業務を効率化できます。CSVデータ経由で打刻情報をインポート。pdfやExcel形式でのエクスポートに対応しています。数分単位の打刻を10分区切りに丸める機能や、前日分の出勤状況の集計を管理者にメールで通知する機能も備えています。

掛け売りをアウトソース「FREX B2B後払い決済(フレックスB2B)」


FREX B2B後払い決済は、あらゆるBtoB取引の掛売りをアウトソースできる決済サービスです。
支払い遅延や未払い、貸し倒れといったリスクを無くし、請求書発行や入金管理などのすべての決済業務を引き受けてくれるので、一気に業務負荷を解消することができます。
決済に関わる社内の業務をアウトソーシングすることで、本来の業務や営業活動などに集中することができ、長時間労働の是正にもつながります。独自の与信管理システムによって個人事業主や中小企業など、あらゆるタイプの法人に与信することができるので、顧客満足度を高めることができます。

クラウドで経費精算「MFクラウド経費」




MFクラウド経費は経理作業を大幅に削減できる経費精算システムです。
レシートの自動読み取りやカード明細の自動取得など、徹底的に手入力を削減できるので、経費精算にかかる時間を大幅に短縮することができます。経費の申請・承認はスマートフォンアプリで完結できるので、スキマ時間の有効活用もでき、さまざまな働き方に対応できます。
MFクラウド会計などの他の会計ソフトに対応した仕訳データとして出力することもできるので、より効率的な経理業務を実現できます。

いかがでしたか?
今回はビジネス系のクラウドサービスを中心にまとめましたが、他にもクラウドサービスはたくさんあります。
求めていたサービスがクラウド上にあるという時代になりつつあるのです。
なにかやりたいことがあったり、作業を効率化したいといった希望がある時は、クラウドサービスから探してみるのが正解なのかもしれませんね。



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