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  1. CCNAとCCENTの違いを徹底解剖する!

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CCNAとCCENTの違いを徹底解剖する!

NVS編集部NVS編集部

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2018.10.19(Fri)

CCNAとCCENTの違いを徹底解剖する!

ネットワークエンジニアになりたい方、もしくは現役のネットワークエンジニアの方の中には
「ネットワークエンジニアとして役に立つ資格を取得したい」
と考えている方も少なくないでしょう。
そのような方に「CCNAとCCENTを受験するといいよ」とアドバイスされる事が多いのですが、このCCNAとCCENTとはどのような資格なのでしょうか?

今回はCCNAとCCENTの違いや詳細について徹底解剖していきましょう。

CCNAとは

CCNAとは、Cisco Certified Network Associateの略で、世界最大のネットワーク機器メーカーCisco Systems(シスコシステムズ)社により技術者認定資格の一つです。同社の資格には、CCNPやCCIEといった資格もあり、このCCNAは初歩的な資格になります。CCENTはさらにその前段階の資格であり、最近登場しました。
Cisco製のネットワーク機器は、さまざまなシステムに使われているため、この資格を取っておくことで、業務でネットワークを扱う際に非常に強力な武器となります。そのためネットワーク管理者や設計者には、必須の資格といえるでしょう。

CCNA受験方法・受験料

CCNAなどのすべてのシスコ技術者認定試験は、ピアソンVUEという会社より受験します。これはCCENTについても同様の受験方法です。
まず、ピアソンVUE社にユーザ登録し、WEBより試験予約をします。試験予約は、まず資格(今回の場合はCCENT)を選び、会場や日時を選択します。
支払い方法はクレジットカードが中心で、他にも団体向けで、「バウチャー」と呼ばれる受験用チケットでも支払い可能です。

CCNAは、ベンダー資格です。国家資格と違い、受験料は高額傾向にあります。
受験料は31500円(税込)です。

CCNAの試験時間・合格点

試験時間は各90分です。CCNAは選択問題だけでなく筆記問題が存在します。
あまり一問一問に悩まず、まずは最後まで解くという意識を持つことをおすすめします。
また、CCNAの問題はランダムに出題されるため、同じ会場で同時に受けている方でも異なる内容になっています。合格点も同様で、受けた人により異なっています。合格ラインは公式では非公開となっていますが、だいたい1000点満点中800点〜900点あたりが合格点となっているケースが多いようです。
かつてはCCNAの合格率は60%程度と言われていましたが、CCNAはバージョン改訂ごとに難易度が急上昇しており、今では初級の資格と呼ぶには難しいものとなっています。

CCNAの有効期限

CCNAなどシスコ技術者認定資格は3年で失効してしまいます。
資格を保持し続けるには、3年以内に同じレベル、または上位のレベルの試験に合格して資格を更新する必要があります。
厳しいようですが、この仕組みが常に資格をフレッシュな状態に保ち、即戦力につながる知識や技術があるというブランド力の裏付けになっています。

ではCCENTとはどのような資格なのでしょうか?CCNAとの違いはどういう点なのでしょうか?
説明していきましょう。

CCENTとは

CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)とは、CCNAの前段階の位置づけられる新しい資格です。
CCNAはそれなりに難易度が高いため、もっと基礎的な技術者のための資格で、TCP/IPの基礎的な知識やルータ、スイッチ等の小規模ネットワーク、基本的なネットワークの知識が問われます。
イメージとしては、Oracle Master シルバーの下に、ブロンズができたといったところでしょう。
あくまで初歩的な資格であるため、これだけでどこでも就職できる!というレベルの資格ではないことを留意しておく必要があります。

CCENTはネットワークエンジニアを目指す方がCCENT→CCNA→CCNPと順番にスキルアップしていくという点において、大きな資格となるでしょう。
しかしCCNAを取得するにあたって、CCENTは必須資格ではないので、ある程度のスキルや知識を持ち合わせている方は受験する必要はありません。

CCENT受験方法・受験料

受験方法については上述した通り、CCNAなどと同じ受験方法です。シスコ技術者認定試験は全て共通の受験方法となっています。

CCENT受験料は、15000円(税込)です。
やや分かりづらいですが、CCNA取得には、CCNAを取得する方法と、ICND1とICND2を取得する方法の2つの方法がありますが、このICND1がCCENTとなります。
ICND1を受験するための費用が、CCENTの受験費用となるのです。

CCENTの試験時間・合格点

試験時間は90分です。一度問題を飛ばして、他問題を回答してから戻るという、再回答が出来ない仕組みになっている為、時間配分は事前に決めておきましょう。
二問程度出題されるシナリオ問題に、15分ずつ割り当てる場合、予備時間を10分と考えると、残り50分となり、他選択肢の問題については、1問約1分ペースで回答しなければなりません。
CCENTの問題は、選択問題でありながら「2つ選べ」「全て選べ」などの指定があるため、単純に1/4や1/5の選択ではありません。
また、ドラッグ&ドロップや、コマンドを入力する問題もあるため、それらに対応できる知識も必要となってきます。

CCNAと同じく合格点は非公開ですが、ベースが300点なので、75〜80%の正答率であれば合格できると言われています。

CCENTを受験する必要はあるのか?

CCENTの問題は問題集や演習サイトでしっかり勉強して正確な知識をつけておけば答えられる問題ばかりです。
未経験であっても、3ヶ月ほどみっちり勉強すれば合格できるでしょう。
しかし「CCENTを受験するならば、CCNAを受験した方がいい」という意見が多い事も事実です。
上述した通りCCNA取得には、CCNAを取得する方法と、ICND1とICND2を取得する方法の2つの方法があります。CCENTはICND1なので、CCNAを受験した方がいいのではないかという合理的な意見が多数あります。
ただ、当然ですがCCNAの難易度はCCENTよりも高く、CCENT程度の知識さえあれば問題ないという方にはCCENTの受験だけでも問題が無いのです。
例えば営業や大学生の方で、詳細な知識は必要なく、単純にネットワーク関連のエントリー資格を取得したいと考えている方にとっては、CCENTのみの受験も考えられるでしょう。

必ずしもCCNAが必要というわけではなく、自分に合った資格を取得するのがベターな選択です。


いかがでしたか?
CCNAとCCENTの違いは多々あれど、主に試験内容と資格としても有用性であることが分かりました。
自分にとってどちらを受験するのが適しているのかを見極めて、勉強をスタートさせるといいですね。

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