STUDYIT業界の資格・学習方法

  1. CCENTの読み方について

IT業界の資格・学習方法

CCENTの読み方について

NVS編集部NVS編集部

279PV

2018.09.27(Thu)

CCENTの読み方について

ITエンジニアの世界に身を置いていると、見たこともない英単語や用語に遭遇することがあります。
分からない単語が出てくるたびに、Googleで検索したり、書籍で調べたりしますが、
あらかじめ理解しておけばそのような作業も不要になります。

今回はネットワークエンジニア部門でよく出てくる、「CCENT」という単語についてお話ししましょう。

CCENTの読み方は?

CCENTとは、ネットワーク機器メーカーCisco Systems社による技術者認定資格の一つです。同社の資格の中では最も初級(エントリーレベル)のもので、企業などにおける小規模なネットワークの構築、運用、トラブル対応、利用者サポートなどを行なうための知識や技能が問われます。
このCCENTは「Cisco Certified Entry Networking Technician」の略称です。日本国内では「シーセント」と呼ばれることが多いといえるでしょう。

CCENTの概要とは

CCENTは2013年までは存在しておらず、2013年10月の試験改定に合わせて新たに設けられた認定です。
以前はいきなりCCNAを受験するのが一般的でしたが、現在のCCNAの範囲はかなり広範囲かつ、高レベルとなってきました。
そのためCCNAが2つの試験に分割され、2教科合格の場合CCNAが認定され、その前半部分を受験し合格した場合にCCENTが認定されるという制度になっています。
CCENTの認定を受けるためには、2018年4月現在では「100-105J ICND1 v3.0」という科目に合格する必要があります。
このCCENTで証明されるスキルはあくまでエントリーレベル。
ネットワークテクノロジーにおけるキャリアを積んでいきたい人に向けた、スタート地点として位置づけられる資格です。
この資格を保有していることで、具体的には小規模なエンタープライズ向けのネットワークを管理する能力を持っていることを証明できます。

CCENT試験の難易度とは

2018年4月に行われたCCENT試験の合格ボーダーラインは832点でした。点数だけ見ると合格ラインが8〜9割近くに見えますが、実際はベースが300点なので、75〜80%の正答率であれば合格できると考えてよいでしょう。問題数は54問。配点は問題ごとに違うようで、シミュレーション問題にウエイトが置かれていそうです。詳細な配点は非公開となっています。

IPAの情報処理試験やその他ベンダー資格と比べると高い正答率が必要なため、やや難しく感じる方が多いようです。(IPAの試験は6割以上の正答率が合格ラインであることが多いため)
とあるウェブサイトによる「IPAの情報処理試験と比較した難易度」は以下の通りとなっています。

ITパスポート >> CCNA > 基本情報技術者 > 応用情報技術者 >>> ネットワークスペシャリスト

もちろんウェブサイトの主観も入っているでしょうが、他サイトでも同じような評価でしたので、難易度については概ね間違いは無いでしょう。

CCENT試験の内容について

CCENTの問題は、選択問題でありながら「2つ選べ」「全て選べ」などの指定があるため、単純に1/4や1/5の選択ではありません。
また、ドラッグ&ドロップや、コマンドを入力する問題もあるため、それらに対応できる知識も必要となってきます。
しかしながら、問題集や演習サイトでしっかり勉強して正確な知識をつけておけば答えられる問題ばかりです。
未経験であっても、3ヶ月ほどみっちり勉強すれば合格できるでしょう。

CCENT試験の勉強方法について

ウェブ上で公開されている勉強方法を見ると、どの受験生も「黒本問題集とPing-t」を使って勉強をされているようです。
黒本問題集とはシスコシステムズ社の資格試験においてバイブルとも言われている問題集です。
CCENT試験に問題は「徹底攻略Cisco CCENT/CCNA Routing&Switching問題集 ICND1編」となります。
Ping-tはウェブ上の問題集サイトであり、ネットワークエンジニアについての情報も網羅しています。
Ping-t https://ping-t.com/
これらをしつこいほど解いていけば、合格への近道へとなるようです。
しかし、CCNETの問題は問題集やサイトそのままの文言では出題されないので、間違えた問題はなぜ間違えたのか、他の選択肢はどうして不正解なのかを、解説をしっかり読みこんで理解しましょう。問題丸暗記はNGです。

そしてレンタルが可能なのであれば、ネットワーク機器を実際に触ってみることも大切です。
1回の実機の操作は、10回の問題演習に勝ります。実際にコンフィグを入れてみると、理解度もかなり増すのです。
実機を用意できるかどうかは環境にもよるので、難しい方はGNS3などのシミュレーションソフトを利用しましょう。
CCENTレベルであれば、IPアドレスの割り当て、各showコマンド出力の確認、VLAN作成、VTYポートの設定、NAT、ACL、RIP、DHCPの設定を実機に入れられれば十分合格圏内です。


いかがでしたか?
CCENTの読み方から試験対策まで、みっちりと説明しました。
難しくない試験ですが、油断は禁物です。
合格を目指している方は、3ヶ月はテスト勉強に費やすようにしましょうね。

この記事を書いた人

ページトップに戻る

ネットビジョンシステムズ
公式マガジン

ネットビジョンシステムズでは、未経験者をネットワークエンジニア・ITエンジニアとして採用して一から育てています。ネットワークエンジニア・ITエンジニアを目指す上で必要となる知識や業界事情をこちらで発信していきます。