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Ping試験と気を付けるべきExPingの設定

さっきーさっきー

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2018.02.16(Fri)

Ping試験と気を付けるべきExPingの設定

Pingとは、ネットワーク機器間通信確認のために、ICMPの"echo request"パケットを送って、"echo reply"が返ってくることで到達性を確認するソフトウェアである。

・・・・・・難しくてなにやらさっぱりわからない。
すっごく簡単にいうと、やまびこみたいなものだ。
ネットワーク機器の間で「やっほー」と言うと「やっほー」と返ってくる。これがPingだ。

Pingはネットワークがつながっているかを調べるためにとにかくよく使う。
Pingはコマンドとして直接打ち込むことができるが、ExPingを使うと連続Pingや複数機器へのPing、失敗時のポップアップ通知などが直観的に操作できる。

障害試験とは


冗長性


サーバダウンが起こらないようなネットワークを構築するために、ネットワーク機器がデータのやり取りができるルートを複数個用意しておくことが多い。

これを冗長化、もしくは冗長性の確保という。
冗長化は安定したネットワークの提供のために行う。
もし仮に一つだけのルートでデータをやり取りしていたとしたら、そのルートが落ちてしまった瞬間にすべてのデータのやり取りもできなくなってしまう。
ルートを複数個用意しておくことでひとつのルートが落ちても、もう一つのルートに切り替えて通信をすることが可能になる。

障害試験


これらの冗長性が確保できているかを確認するのが障害試験である。
試験的にわざと障害を起こして、一つのルートを落としてもちゃんともう一つのルートに切り替わるのかを確認する。

この障害試験の確認にpingを使う。
障害試験の前からpingを飛ばしておき、使っていたルートが落ちた後にちゃんと復旧するかを確かめる。
またルートがダウンしてから新しいルートに切り替えられるまでの通信が途絶えていた時間を断時間という。
この断時間も設計通りの時間になっているかチェックする。

気を付けるべきExPingの設定


pingを使った障害試験の概要がわかったところで、pingを飛ばす際によく用いられるExPingの設定について特に注意すべき点を3つ紹介する。

気を付けるべき設定①~NG時のポップアップ処理~


リプレイス作業などをセンター側で見守っている場合は、誤って他の機器が落ちたりしていないかを監視するためにすべての機器へPingを飛ばしたりする。
その際にやっておかないといけないのは「NG時のポップアップ処理」の設定だ。

ここにチェックが入っていないとNGになっても知らせてくれないので、ずっと画面を見ておかないと気づくことができない。

気を付けるべき設定②~自動削除~


障害試験を行っているときに気を付けないといけない設定は「自動削除」だ。

ここにチェックが入っていると1000件以上前のデータは自動的に削除されていくため、長い障害試験だと初めのほうの試験結果が削除されていってしまう。
logとして残らないと再試験をする羽目になるからご注意を。

気を付けるべき設定③~定期的に実行~


通信試験などPingが何回通ればOKといった試験をしている時に、気を付けるべきことが「定期的に実行」だ。

定期的に実行にチェックが入っていると設定した数のPingが飛んだあとも繰り返しテストを行ない続けるので、いつまでたっても試験が終わらなくなってしまう。

まとめ


PingとExPingの気を付けるべき設定について紹介してみた。
Pingは最も初歩的な知識でありながら、非常によく使う技術なので、ぜひマスターしておきたい。

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