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ネットワークエンジニアの花形!設計構築のプロセスとは

NVS編集部NVS編集部

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2017.07.20(Thu)

ネットワークエンジニアの花形!設計構築のプロセスとは

運用・保守業務や監視業務から設計や構築業務の仕事をしたいと考えているネットワークエンジニアの人は多いのではないでしょうか。
しかし、設計や構築業務とは具体的にはどういった業務なのでしょうか。

この記事ではネットワークエンジニアの設計、構築業務の各工程について説明していきます。

ネットワークエンジニアの設計・構築とは




(画像引用元:Unsplash)

ネットワークエンジニアの設計や構築とはどういった業務でしょうか。
また、求められるスキルはどのようなものでしょうか。

ここではネットワークエンジニアの設計・構築について説明していきます。

設計


ネットワークシステムでもアプリケーションシステムでもシステムを構築するには目的があり、その目的を実現するためには設計が必要です。
この工程で達成したい目的に合わせてどんなシステムを構築すれば良いのかを設計していきます。

そのため設計を行うには構築経験が必要です。

構築


目的に合わせて設計ができたら、今度は実際にネットワークシステムを構築していきます。

LANの配線を行い、ネットワーク機器をラックへ設置します。
そしてネットワーク機器へ設計に合わせた設定(コンフィグ)を組み込んでいきます。

ネットワークの基本的なスキルコンフィグの理解があれば構築はできます。

設計・構築について




(画像引用元:Unsplash)

次にネットワークシステム構築の設計、構築工程について説明していきます。

ネットワークシステムの構築では「計画」、「設計」、「構築」、「運用・保守」と進んでいきます。
まずは設計に必要な計画も合わせて説明していきます。

計画


計画の段階ではお客様の要望を確認します。

何のために、どのようなネットワークを作る必要があるのかなどの要望を確認します。
企業がシステムを必要とする場合、「業務効率を良くしたい」「コストを削減したい」「情報共有やコミュニケーションを円滑化し仕事をスムーズに行いたい」などの目的があります。

複数の目的を実現したい場合は、目的の中で一番重視する目的をはっきりとさせておくことが重要です。

例えば、コミュニケーションを円滑にするためにTV会議ができるようにしたいが、一番の目的は移動に伴う交通費や宿泊費を削減したいということなのかもしれません。
設計をする上で、どうしてもどちらかの目的を多少犠牲にする場面がでるかもしれないので、お客様の目的を深いところまで確認し、複数ある目的の優先度もはっきりとさせておくことが理想です。

次に制約条件についても確認していきます。

代表的な制約条件としては納期であったり、コストのことです。
ほとんどの場合、コストが重要となり、限られたコストで目的を達成することが求められます。

当然、高価な機器をたくさん導入すれば、すべての目的を達成できるかもしれませんが、そういったケースはほとんどないと考えていいでしょう。
限られたコストの中で最大限お客様の目的を達成しなければいけません。

このような、お客様の要望・達成したい目的や制約条件を「要求仕様」といいます。

設計


次に計画した内容を設計します。
要求仕様から必要なネットワークシステムを設計していきます。

まずは、物理構成を考えます。機器の配線や接続する構成のことです。

次に論理構成を考えていきます。IPアドレスやルーティングの設計などです。
さらに、不正な通信を遮断するなどセキュリティについても設計に盛り込む必要があります。

また、ネットワーク上のデータの優先度(QoS)を決めていきます。

どのアプリケーションのデータを優先すべきかという順序です。
何もかも優先させたいところですが、その中でも業務に多大な影響をあたえる通信は優先度を高めにしましょう。

最も重要な通信は何かをしっかりと把握・分類し、優先度をつけていくことが重要です。

物理構成や論理構成、セキュリティ、QoSなどを設計できたら要求仕様を満たすことができるかを確認します。

構築


設計した内容をもとに実際に機器を設置してケーブルなど接続していきます。

設計したものが形をなしていきます。
ケーブルを配線し、ネットワーク機器のスイッチやルータなどの設定を行います。

このように構築したネットワークシステムが要求仕様を満たしているかのテストを行います。
テストで問題なければ、実際の運用開始でも問題なくユーザのニーズを満たしているはずです。

もちろん、テストで不具合があれば設定に問題がないかなど、正しく動作するように設定を確認します。

設計・構築に必要な知識




(画像引用元:Unsplash)

では、設計・構築ができるようになるには、どのような知識が必要なのでしょうか。
まずは構築から順に説明していきます。

構築


ここでは構築に必要な知識について説明していきます。

設計書を見て構築を行うためには、ネットワーク機器の設定方法を知っておく必要があります。
Cisco製品を中心で学ぶ方が情報が多いので良いでしょう。

基本的なスキルとしてCCNA,CCNPを学び、実機でも設定できるようになっておくと理想的です。

あとは、できるだけ早く構築部署で実践を積む必要があります。
トラブルシューティングなどは経験することが一番身につく方法です。

設計


次に設計に必要な知識について説明しいきます。

設計は構築と違い深く広い知識が必要ですが、基本的に構築の延長線上のスキルにあります。
そのため、CCNPの知識は必須です。その上でサーバやアプリケーションについても知っておきましょう。

ネットワークスペシャリト技術者試験は設計よりの知識も多く問われますので、ネットワーク設計について学びたい場合は、勉強することをおすすめします。
また、CCDAなど設計関連の資格についても書籍などで勉強すると良いでしょう。

設計はお客様の問題を見つけ解決する手段を提供しなければいけないため、ヒアリングするスキルも必要です。
なので余裕がある方は営業職向けの書籍なども参考にすると良いでしょう。

まとめ




(画像引用元:Unsplash)

この記事では設計・構築について説明していきました。
構築・設計に必要とされるスキルを知ることで自分に何が足りないのか、どういった経験が必要なのかが見えてきたのではないでしょうか。

ネットワークのスキルはもちろんですが、設計、構築の工程を知り、スキルを磨いておきましょう。

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