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地方在住でITエンジニアになれるのか?

NVA編集部NVA編集部

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2018.06.11(Mon)

地方在住でITエンジニアになれるのか?

ITエンジニアの働き方は、一つではありません。
東京からの仕事をこなしながら、地方で仕事をするTIンジニアも存在しますよね。そこにはメリットも、デメリットも存在しました。
たとえば結婚して子どもを育てるなら、田舎の方が安心して育てる事ができます。だから、東京から田舎に引っ越した。という声も聞きました。

フリーランスで地方に住みながら、ITエンジニアしている人は、どういった暮らしをしているのでしょうか?
成功した人の声、気になりませんか?
私は気になります。
そんなわけで今回は、地方在住でITエンジニアになれるのか?のリアルな声を集めた特集です!
地方に住むことになったITエンジニアの方達。結婚を機に、出産を機に、病気をキッカケに、理由はさまざまでした。まずは田舎暮らしのメリットをピックアップしてみましょう。

【目次】
地方在住エンジニアのメリット
 コツを掴むことで、物価の安さもプラスに変換
 ITで地方創生
地方都市エンジニアのメリット
 成功している人のパターン
地方在住エンジニアのデメリット
 自分でマネジメントできない人には向かない
 田舎が合わなかった人も存在する
 住みやすいかどうかは人による

地方在住エンジニアのメリット


・都会より、はるかに広い家に住める
・自然という癒し。子育てには最高の環境
・物価が安いから、生活が楽
・水がおいしい!地元の食材での料理がおいしい
・アマゾンや楽天のおかげで、ネット通販を使えば欲しいものが手に入る
・クルマ中心の生活が、とても便利。大きな買い物も楽だし、遠出のドライブも楽しい
・治安がいい
・ぜんそくが治った
・安い。ランチも安いし、マンションも安い、家賃は東京の半額以下

コツを掴むことで、物価の安さもプラスに変換


しかし、上手にコツをつかめば、家賃や物価がはるかに安い場所で、都会の仕事を手に入れることができるでしょう。
ITエンジニアは特に細かい作業を、一日中こなす仕事。
「自然の癒しが多く、ストレスの少ない田舎の方が性に合っていた。ITの仕事もあるし、しあわせに暮らしています」という声も聞く事ができました。

ITで地方創生


特に近年は地方創生にITを使っていこうとする流れが生まれています。
エンジニアの仕事によっては、パソコンさえ繋がればどこでも仕事ができるので、地方でも問題なく仕事ができます。
有名企業などでもサテライトオフィストして地方の拠点を持つ実例も増えてきています。

地方都市エンジニアのメリット




私は名古屋市在住です。ぶっちゃけた話をすれば、東京の方がはるかに仕事が多いと思います。
そして単価も高い。成功すれば東京よりも多い給与をもらうことも可能です。
選べる仕事の幅も多いし、そもそも流行の先端をいくなら都会の情報は不可欠になります。ここで大切なのは「地方でも仕事が途切れない。人脈や、仕事の脈がある」人が、成功しているという現実です。そこにはパターンがありました。

成功している人のパターン


・本社が都会にある
・東京から仕事をもらっている
・安定したレギュラーの仕事がある
・人脈がある

こういった人が、賢く地方に住んでいるメリットを生かし、ITエンジニアとして途切れず仕事をこなしていました。参考になりますね。やはり人脈は絶対に必要です。

地方在住エンジニアのデメリット


都会に住んでいようと、田舎に住んでいようと
仕事は都会を中心に、発信されます。
だから、都会の情報を持っているかどうかはキーポイント。田舎暮らしのITエンジニアのデメリットを検証してみました。
・最先端の情報は、田舎にいても届かない
・流行るのが、都会の2年後(名古屋住み)
・定期的に都会にいき、新しい情報をインプットする努力が必要
・地方は仕事が少ない
・自分でマネジメントできない人は、詰む
・勉強会になかなか行けない
・閉鎖的な部分がある
・地方で仕事を開拓しても、安い場合が多い

自分でマネジメントできない人には向かない


いちばんのデメリットはやはり「自分でマネジメントできな人には向かない」ですね。
地方の方が、仕事のチャンスは少ないわけですから、人脈がない人、得意先が少ない人は、いつか必ず詰みます。
定期的に東京の空気を吸って人脈をつくり、生きていけるだけの仕事を常にゲットすること。地方にいながら進化し続けるだけの知識と、タフさが必要となってきます。

田舎が合わなかった人も存在する


反対に「田舎の方が人口が少ないため、人付き合いが狭く、ストレスが増えて都会に戻った」という方も、いらっしゃいました。田舎が暮らしそのものが肌に合わない人にとっては、さぞかしキツイことでしょう。ムリをせず都会に戻ってもいいと思います。
住んでみないとわからない、それも経験値の一つなのですから。
田舎が合う人、都会が合う人、両方だいすきな人。
いろんな人が存在します。
リアルで田舎に引っ越す前に、そこがどんな土地なのか?イメージできるよう、あらかじめリサーチしておくといいと思いますよ。

住みやすいかどうかは人による


名古屋の場合、東京まで新幹線で2時間。隣に大自然いっぱいの岐阜県があり、人づきあいもほどほどに近すぎず遠すぎず。ただし流行の到達に、ほぼ2年かかるので東京には定期的に情報収集と人脈作りに出向かなければなりません。

結局、住みやすいかどうかは、そこでのライフスタイルが自分に合っているかどうかで決まりますよね。
地方の澄んだ空気と、自然いっぱいの中で、のびのびと自分のペースで仕事をするのも一つのカタチ。
住んでみたらすごく楽しかった。という声もありました。

人は運よりも、縁。
縁が途切れずに紡げる人ならば、きっと成功すると思います。自分らしく働くための、田舎暮らしのITエンジニア。
あなたが、どんな場所でも活躍できるように祈っています。



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