ITキャリアアップ

どんな職業にでも悩みはあります。その悩みは先人らのアドバイスなどによって解決に導かれることが少なくありません。
ネットワークエンジニアにもネットワークエンジニア固有の悩みがありますが、ネットワークエンジニアという職業の歴史が浅いゆえに、解決法が分からず、抱え込んでしまうケースが多発しているともいわれています。
今回はネットワークエンジニアの抱える悩みと解決法について説明していきます。

悩み1:キャリアアップがなかなかできない

ネットワークエンジニアは、雇用形態や働く企業によって、スキルアップやキャリアアップのチャンスがかなり限られてしまう職種です。特に保守・監視の業務はマニュアル運用のみで、ネットワーク構成全体を理解する機会もあまりなく、構築・設計といった上流工程へ行くための実務経験が積めません。もちろん保守・監視の業務もネットワークエンジニアとして大切な仕事ですが、やはり少しずつキャリアアップしていかなければ、飽きてしまいますし収入も上がりません。
こういったチャンスの無い職場だと経験を積むほど、自分の市場価値が上がっていないことにネガティブな気持ちになってしまいます。
こういった場合の解決法は、ズバリ転職です。ITエンジニアは売り手市場とも言われており、ネットワークエンジニアも例外ではありません。しっかりと経験を積んでいれば、ネットワークエンジニアとしてキャリアアップできるような企業に転職することができるでしょう。その来たるべき時のために、今の職場でしっかりと役割を勤め上げ、面接でしっかりと答えられるようにしておくべきです。

悩み2:日々進化するIT技術についていかなければいけない

たとえキャリアアップをするチャンスがあっても、スキル不足や知識不足でくすぶってしまう人も多いでしょう。技術の進歩が早すぎるIT業界でエンジニアをするので仕方の無い面はありますが、業務時間外の勉強が必須なので、辛く感じることが多々あります。しかも現状、クラウド化やIoTといった流れが激しい中で、ネットワークエンジニアの立ち位置も変わりつつあります。その激しい流れに飲まれそうになっている方も多いのではないでしょうか。
今後ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていくには、ネットワークの知識だけでなくサーバやストレージ、ソフトウェアまでトータルで理解して全体を見渡せる上に、サイバーセキュリティなどの知識ももったインフラエンジニアへの脱皮が必要になってきています。そのためには自ら学ぶ姿勢が大切です。
どのような職種でも、キャリアアップをしていく人間は事前準備や学習をしているものです。現状に満足できないのであれば、しっかりと学んでスキルアップをしていきましょう。

悩み3:緊急トラブル対応や夜勤が多い

未経験や経験の浅いネットワークエンジニアは、まずネットワークの運用・保守・監視といった業務を行います。また有人監視の業務であれば、夜勤をする必要も出てきます。それに加えて、何かトラブルが起きた時は夜中でも休日でも、トラブル処理の対応を行わなければいけないケースもあります。
これらのトラブル対応や休日出勤、夜勤を負担に感じてしまい、深く悩んでしまったり、果てはネットワークエンジニアという職業が嫌になってしまうケースが多々あります。
この場合の解決方法ですが、キャリアがあれば転職をして解決するかもしれませんが、未経験であったり、経験の浅いネットワークエンジニアが転職をしたところで、結局は同じ結果となることが多いでしょう。もし今後もネットワークエンジニアとして活躍していきたいという気持ちがあるのであれば、修行期間と割り切って、夜勤や休日出勤をこなす選択がベターともいえます。キャリアが浅い時期は実地で経験を積み、また資格を取得するなどして、スキルアップをしていくしかないのです。そして修行期間として数年勤め上げたら、転職という選択肢も考えていいでしょう。とにかく未経験や経験の浅い時期に転職を考えるのは早計というものです。

ネットワークエンジニアの悩みを解決するには

ネットワークエンジニアが抱きやすい3つの悩みと解決法を説明してきましたが、その他の悩みに対応するにはどうすればいいのでしょうか?どのような悩みにも対応出来る方法として、下記のものが挙げられます。

・勤続年数や業務内容を増やす
悩みや不満があることには目をつぶり、キャリアを積むという意味で勤務をする。
期間を自分で決めれば、やる気も起きやすい。
その間に待遇やポジションが変わる可能性もある。

・資格を取得する
ネットワークエンジニアにとって有利に働く資格や、ITエンジニアとして取得しておきたい資格を取得し、現職場での待遇改善や転職時の切り札に使う。
ネットワークエンジニアとして活躍したいのであれば、資格は取っておいて損にはならない。

・様々な事を学ぶ
ネットワークエンジニアとしての知識はもちろん、語学や社会性などを身につけ、社会人としてのキャリアアップを目指す。
待遇改善につながる可能性もあるし、転職時に有利に働きやすい。

このようにただ悩んでいるだけではなく、自分で行動することによって、道が開ける可能性が十分にあるのです。

いかがでしたか?
人気の職種であるネットワークエンジニアといえども、悩みは尽きないのが現実です。
しかしその悩みをどのように受け止めるかによって、今後の道は大きく変わってきます。
現役ネットワークエンジニアの方はもちろん、ネットワークエンジニアを目指している方も参考にして下さいね。

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