IT業界の資格・学習方法

ネットワークエンジニアとして就職したいと考えた時、気になる点の一つとして
「資格は必要なのか?」
ということでしょう。今回は資格無しでネットワークエンジニアになれるのかについて説明していきます。

資格がなくてもネットワークエンジニアになることは可能

ネットワークエンジニアとして勤務したことがない、いわゆる未経験の方が資格を有していた場合、就職に対して有利であるケースが多い事は否めません。しかし、ネットワークエンジニアの場合、資格が無くても就職が可能である業界であることは紛れもない事実です。
しかし、未経験かつ資格がない人材が就職出来るなんて信じられないと考える方も少なくないでしょう。ではなぜ未経験かつ資格がない人がネットワークエンジニアになることができるのでしょうか?

資格が無くても働くことが出来る分野がある

求人サイトなどでネットワーク関連の仕事を探してみると、未経験者を歓迎する求人案件はたくさんあります。仕事内容を詳細に書いていないことが多々ありますが、未経験者歓迎とされる求人の仕事内容は、以下のような内容が大半を占めています。

・ネットワークの運用監視
・インフラの運用監視
・ネットワークの運用保守

もちろん、運用監視や運用保守についてもそれなりの知識は求められます。しかし、入社してから現場で覚えることが出来るのが運用監視・運用保守の仕事内容です。これらをしっかりと現場で学びつつ、次のステップへ活かそうとする未経験かつ資格のない人材はたくさんいます。
ですので、未経験だとか資格が無いという理由で応募に二の足を踏んでいる方は、思い切って応募してみるとよいでしょう。

未経験・資格無しで何歳までならネットワークエンジニアになれるのか?

求人サイトを見ていると、未経験者の採用は30歳〜35歳くらいが上限であるニュアンスの案件が、非常に多いです。しかし、現役のネットワークエンジニアは口を揃えて「何歳でも仕事を覚える姿勢があればネットワークエンジニアになれる」との見解を示しています。そして現在では雇用対策法で求人に年齢制限を設けることは原則として禁止されています。
これを踏まえて、年齢が高めのネットワークエンジニア志望者はどうすればいいのか?答えは「履歴書を送り続ける」「やる気を見せる」これに尽きます。履歴書を送り続けていたら、人材不足の会社にたどり着くかもしれません。そうしたら晴れてネットワークエンジニアとしての一歩が踏み出せるでしょう。諦めないことが肝心なのです。

未経験からのキャリアプラン

あくまで一例ですが、下記のような流れが未経験かつ資格が無いネットワークエンジニアのステップアップ例です。

・1年〜2年 ネットワークの運用監視
・2年〜4年 Linux、AIXなどサーバ構築 、もしくはネットワークの設計構築
・5年以上 コンサル、プロジェクトマネージメント業務

このような流れになります。もちろん、働きながらスキルを磨き、可能であれば資格を取得した方がいいというのは転職を繰り返し、外資系や海外で就職することが出来れば、年収は飛躍的に跳ね上がることでしょう。ネットワークエンジニアの評価は海外や外資系のほうが高いのです。

もし資格を取りたいのであれば

 

上述した通り、資格が無くてもとりあえずネットワークエンジニアとして就職し、実地でスキルを磨いていくのが近道です。しかし、どうしても資格を取りたいという事であれば、下記の資格をオススメします。

・CCNA
ネットワーク機器市場では、世界的に圧倒的なシェアを誇るシスコシステムズ社が認定する資格です。
数多くの種類があるシスコ技術者認定の資格のうち、ルーティング&スイッチングやセキュリティなど6つの分野それぞれのアソシエイト、つまり一番基礎的な資格です。ネットワークの基礎力が証明されるもので、一番メジャーなのはルーティング&スイッチングの資格と言われています。

・CCIE
こちらもシスコシステムズ社が認定する資格で、CCNAの最高位にあたるエキスパートの資格です。
高い難易度の問題や英語試験、8時間に及ぶ実技試験とその内容の難しさから、実質的にはネットワーク資格の最高位とも言われ、世界でも通用するものだそうです。
CCIEのみ7つの分野があります。資格を2つ取得するという人も多いそうで、ルーティング&スイッチングを取得したあと、セキュリティやサービスプロバイダーを取得する人が多いそうです。

・ネットワークスペシャリスト
ネットワークエンジニアとして高く評価されるというのが国家資格のネットワークスペシャリストです。
試験は年1回、情報処理推進機構が行っています。それだけにレベルも高く、合格率は10%前後と言われています。ネットワークに関する技術を活用しながらシステムの企画、開発や運用、保守に至るまで主導的に従事し、同時に下を指導する役割も担うという、その名のとおりネットワークのスペシャリストとなる資格です。

そのほかにも国家資格である「基本情報技術者」などITエンジニアの全般的な基礎となる資格もあります。
もちろん資格だけではなく、他部署との連携であるネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力なども必要だと言われますが、このように自分の知識や技術力を証明している資格があるかどうかというのも、採用に関わってくる可能性があるでしょう。
このように未経験でも、資格が無くても、ネットワークエンジニアになれることが分かりました。
資格は就職前ではなく、就職してからでも取得することが出来ます。未経験ということや、資格がないからといって応募・就職を躊躇するのでは無く、思い切って一歩を踏み出してみるのが大切です。その後に自分の進む道を決めてからでも遅くないですよ。

Copyright 2011-2016 Net Vision Systems, inc.