IT業界の就職・転職

ネットワークエンジニアの中には、就職したばかりで実務経験の少ないネットワークエンジニアと、長年ネットワークエンジニアとして活躍している実務経験豊富なネットワークエンジニアがいます。

ネットワークエンジニアは、キャリアによって仕事の幅も大きく異なり、収入にも大きな差が出てきてしまいます。

では、現在実務経験のないネットワークエンジニアは今後どうすればいいのか、またどのように実務経験を積んでいけばいいのかをご紹介していきます。

ネットワークエンジニアの実務経験とは

(画像引用元:Unsplash)

ネットワークエンジニアとしての実務経験をご紹介する前に、まずは実務経験そのものについてご紹介していきます。

そもそも実務経験ってなんのこと?

実務経験とは、どんな職種でも構いませんが雇用形態を問わず働き続けた職種の年数のことを指します。

例えば、ネットワークエンジニアとして就職をして3年間働き続けたどうします。
そうするとネットワークエンジニアとしての実務経験は「3年」となります。

上記でも記述している通り、雇用形態は「正社員」「契約社員」「派遣社員」のいずれでも構いません。
いかなる契約内容でも、ネットワークエンジニアであれば「ネットワークエンジニアとして働いた期間」が実務経験となるのです。

ただし、1年未満で辞めてしまった職種については実務経験には換算されないのでご注意ください

ネットワークエンジニアとして実務経験を積むには?

ネットワークエンジニアが実務経験を積むためには、1年以上働く続けることが必要です。
そして、ただ働くだけではなく「ネットワークエンジニアとしての仕事」を理解していくことが重要です。

また、学んでいく姿勢も重要で、 IT業界に限ったことではありませんが貪欲にネットワークの知識を深めたいという姿勢と気持ちが大事です。

ネットワークエンジニアとして1年以上働き続けている間に、ネットワークの知識を深めたいという姿勢と気持ちがあるのとないのとでは、1年後に非常に大きな差が生まれてしまいます。

つまり、ネットワークエンジニアとして実務経験を積むためには「長期間働き続けることが前提で、なおかつ学び続ける貪欲さ」が必要と言えるのかもしれません。

ネットワークエンジニアの経験による違い

(画像引用元:Unsplash)

では、ネットワークエンジニアの経験者と未経験者の違いは、どこにあるのでしょうか。

任せられる仕事内容が違う

経験者と未経験の違いを分かりやすい所で言うならば、まず任せられる仕事内容が違うところです。

例えば、経験者であれば主に「上流工程」と呼ばれる作業、未経験者であれば主に「下流工程」と呼ばれる作業からスタートすることになります。

では、この二つの違いを説明していきましょう。

上流工程の作業

上流工程の作業は、主に以下の3つになります。

クライアントとの打ち合わせ

顧客となっているクライアントが新たにネットワークシステムを構築して欲しいという依頼をしてくれます。
その時に、「どういったネットワークシステムを構築すればいいのか」「何と何を繋げば良いのか」「ネットワークシステムを導入するにあたって何か要望はあるのか」などを細く聞いていく作業になります。

この段階で、細かく打ち合わせをしておかないと、後々打ち合わせをしなかった内容がトラブルに発展してしまうこともあります。

例を挙げると「システム費用はいくらかかるか」「システム導入までにかかる目安の期間」などです。

進捗状況の確認

また、クライアントとの打ち合わせ以外にも様々なプロジェクト案件の進捗状況の確認、各メンバーの進捗状況の確認をする必要があります。
この作業を怠ってしまうと、スケジュール通りにシステム開発が進まなくなってしまい、納期が遅れてしまう可能性が出てきてしまうのです。

システム設計図の作成

システム設計図は、クライアントとの打ち合わせでまとめたネットワークシステムの「仮の完成版」を設計図として起こし、下流工程のプロジェクトメンバーに渡すまでの作業となっています。
ここでも、 クライアントと同じように会議を開きシステム完成までのスケジュールを作っていきます。ただし、下流工程のプロジェクトメンバーとの情報共有が疎かになってしまうと、システム開発が思ったより進まなくなってしまうので注意しましょう。

下流工程の作業

下流工程の主な作業は、「システム設計図を基にネットワークシステムを作成すること」だけです。

ネットワークシステムの構築

ネットワークシステムの構築とだけ聞くと、簡単なイメージが湧いて未経験でもこなせそうな感じがするかと思います。
しかし、 ネットワークシステムにはエラーがつきものです。
システムを実行してエラーが起きるといった循環を何回も繰り返して、ようやくネットワークシステムが完成します。

上流工程に比べると責任も少なそうな感じがしますが、下流工程で作られたネットワークシステムがクライアントに渡った時にエラーが起きてしまったら、会社の信用問題に関わってしまうかもしれません。

そのため、 未経験で下流工程に入ったあなたでもしっかりとプロ意識をもって仕事に望まむ必要があるのです。

ネットワークエンジニアを未経験から始めるには?

何かを始めるにも準備が必要です。
もちろん、ネットワークエンジニアも例外ではありません。

運動で例えると分かりやすいのですが、ストレッチ(準備)をしないで、運動をすると身体を壊しやすいですよね。
身体を壊さないためにも、最初にすべきことはストレッチ(=知識の習得)です。

知識の習得から始めよう

ここでいう知識の習得とは、運動前のストレッチにあたります。

何も勉強せずに、ネットワークエンジニアの業界に飛び込んだ場合、専門用語が多すぎて理解できず挫折してしまう可能性が高いです。
まだ実務経験が少ないうちは、その穴を埋めるためにも知識の習得が必要になってくるのです。

始めは、ネットワークエンジニアの入門書でも、ネットワークエンジニアの初心者向け講座でも構いません。
ぜひ、できる限りの準備をして最高のスタートダッシュを決めましょう。

まとめ

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ここまで「実務経験のあるエンジニアと実務経験のないエンジニアの違い」をご紹介してきました。

実務経験のあるエンジニアは上流工程の仕事を任せられ、実務経験のないエンジニアは、下流工程の仕事を任せられるということがご理解いただけたかと思います。

ネットワークエンジニアは、たとえ未経験からのスタートだとしても、知識と経験を確実に吸収し続けていけば、必ず第一線で活躍できるようになります。

ぜひ、ネットワークエンジニアとして実務経験を積んでいき、どんなネットワークも構築できるエンジニアを目指していきましょう。

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