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  1. 英語が出来るネットワークエンジニアの広がる選択肢

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英語が出来るネットワークエンジニアの広がる選択肢

NVA編集部NVA編集部

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2017.07.20(Thu)

英語が出来るネットワークエンジニアの広がる選択肢

ネットワークエンジニアは英語が必要とされる場面が多くあります。
海外拠点をネットワークで結ぶ仕事などがあったりと、他のIT業界のエンジニアと比較してもネットワークエンジニアは英語のスキルを求められる場面が多いと言えます。

そこで今回の記事では、英語を習得することでネットワークエンジニアとしてどういった世界が広がるのかを説明していきます。

英語ができると情報源が増える




(画像引用元:Unsplash)

ネットワークエンジニアでなくともIT業界なら英語ができればと思ったことはないでしょうか。

CiscoやjuniperやMicrosoftやRedhatなどネットワークエンジニアが必要とする情報源の多くは英語のサイトになります。
そのため、英語ができるよになれば海外サイトのドキュメントが読めることで多くの情報や仕事のノウハウを得ることが可能になります。

Ciscoの公式サイトは日本語化されていますが、ほんの一部で、大多数の情報は英語のサイトになります。
そのため、英語からの情報を取得できるエンジニアは素早く問題解決の情報源に辿り着けます。

また、英語のフォーラムも重要です。
フォーラムとはネットワーク構築で上手くいかないが、どうすれば良いかと質問をなげているようなサイトのことです。
もちろん日本語でもありますが、英語で検索できれば情報源は数十倍に増えます。

IT業界の仕事は、インターネットによる情報収集が業務を左右するほど重要となっています。
インターネットに繋がっていない環境では仕事ができないといっても良いくらいです。

日本語の情報源だけでも重宝しているインターネットですが、英語ができると英語圏の国々のサイトも検索できるため情報源は爆発的に増加します。

また、英語の本が読めるとIT業界では最新の情報にいち早くふれることができます。

インターネットからだけでなく、貴重な情報源は書籍から学ぶことも多いでしょう。
英語ができると英語圏の出版物が購入対象の本となります。
ネットワークの本は日本語も多数出版していますが、やはり英語圏の書籍も対象となると一気にその数を増やすことができます。

名著と呼ばれるものには長い年月をかけて培った一流エンジニアのノウハウが詰まっています。
英語圏の書籍も読むことができれば、エンジニアとしてのスキルアップする速度も格段にあがるでしょう。

このように、より多くの情報を収集することが可能になる点が、ネットワークエンジニアが英語を勉強する最大のメリットではないでしょうか。

CCIEに挑戦できる




(画像引用元:Unsplash)

ネットワークエンジニアならCiscoの勉強は必ずしていると思います。
CCNAやCCNPを勉強することで体系的にネットワークの知識がつくので迷うことなく体系的にスキルを身につけていくことができるからです。

しかも、仕事でもすぐに役立つ知識が多いもの特徴です。
そのため、これからネットワークエンジニアを目指している人もすでにネットワークエンジニアとして働いている人も勉強しています。

そんなCiscoの資格の中で最難関であり、かつ業界でも有名な資格がCCIEです。
この資格を取得したエンジニアの平均年収は1,000万円以上と言われており、最難関のIT資格のひとつです。

そんなCCIEですが、残念ながら日本語で試験は受験できません
勉強するための書籍もCCIEの書籍は英語版しか出版されていません。

ネットワークエンジニアとして最高峰の資格であるCCIEを取得したいなら英語は避けて通れない道となります。

多くのエンジニアが英語の情報しかない時点で受験することを諦めている中で、英語を習得していれば勉強する上で優位になります。

ネットワークエンジニアとして外資系企業勤務




(画像引用元:Unsplash)

CCIEを取得しなくても、年収アップをめざすなら外資系企業を視野に入れるのもおすすめです。
そのためにはCCNA,CCNPなどのIT資格と英語力が求められます。

英語力の証明としてTOEICの勉強もしておくと良いでしょう。
TOEICは勉強するための本や問題集も書店で簡単に手に入ります。
また、最近はインターネットで英会話も格安で受講できるためCCIEと比較して、より勉強しやすい環境が整っていると言えます。

CCIEかTOEICかどちらの勉強が自分に向いているかを見極めて勉強していくと良いでしょう。

TOEICを800点以上とることができれば、一目置かれる存在になることが出来るでしょう。

もちろんCCIEも取得できると優位になりますが、取得までは多くの勉強時間が必要になるので、仕事との両立やプライベートの時間との調整が難しくなるかもしれません。

ネットワークエンジニアとして海外勤務


ネットワークは国内支店はもちろん、海外支店との通信も必要なので海外で仕事をすることもあります。
そういった海外勤務に自分が選ばれたいなら英語の勉強をおきましょう。

海外支店で勤務ができると英語力も上がりますし、業務レベルで英語ができるようになれば、現地で転職するという選択肢も出てきます。

日本に帰ってきて外資系企業への転職という道も可能になるので、自分の選択肢を広げることができます。

ネットワークエンジニアとして生き残る


ネットワークエンジニアとして生き残るために、サーバやプログラミングを勉強する方も多いのではないでしょうか。

しかし、一番のおすすめは公私ともに一生使えるスキルである英語です。
ネットワークエンジニアならネットワークの勉強は仕事上必ず必要になるので、視点を変えて自宅では英語を勉強してみるというのもひとつの方法です。

まとめ




(画像引用元:Unsplash)

ネットワークエンジニアとして仕事をするには英語は必須ではありませんが、これから生き残れるエンジニアを目指すなら、ネットワークだけではなく英語のスキルを磨くことも検討してみてください。



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