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フリーランスでネットワークエンジニアになる方法

NVA編集部NVA編集部

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2017.05.30(Tue)

フリーランスでネットワークエンジニアになる方法

会社員として雇用される以外に様々な働き方が注目されている現在ですが、その中でも特に注目されているフリーランスについて、概要の説明とネットワークエンジニアがフリーランスになる方法などを説明していきます。

ネットワークエンジニアの働き方について




(画像引用元:Unsplash

ネットワークエンジニアを目指している人も現在ネットワークエンジニアとしてキャリアアップを目指している人にも是非知っていてもらいたいフリーランスについてですが、その前にネットワークエンジニアにはどういった働き方があるのでしょうか。

まずはネットワークエンジニアの働き方について説明します。

正社員、派遣社員、フリーランスの違い




(画像引用元:Unsplash

ネットワークエンジニアの働き方として、正社員・派遣社員・フリーランスに分けることができます。
それぞれのメリット・デメリットなどの違いについて説明していきます。

正社員でネットワークエンジニアとして働く


メリット

今現在多くの人が正社員など、雇用されるという働き方になっているのではないでしょうか。
無期限の雇用が前提なので、企業にとって基幹となる業務はその会社の正社員が中心となって行うことが多いです。また、当然社会的な信用は高いです。

デメリット

思い通りの部署でキャリアを築けるとは限らず、転勤や異動などもあります。

派遣社員でネットワークエンジニアとして働く


メリット

未経験からネットワークエンジニアになるには、派遣社員でスタートすることが多いのではないでしょうか。
正社員と違い未経験からでもキャリアをスタートしやすいのが派遣社員の良い点と言えます。

また、運用・構築・設計と自分の努力次第でステップアップも可能なので、目指すスキルを最短で手に入れたいなら派遣社員も選択肢の一つして有力です。

デメリット

三ヶ月、半年契約がほとんどなので、プロジェクトの中心的な業務や長期プロジェクトに関われない場合もあります。

フリーランスでネットワークエンジニアとして働く


メリット

ネットワークエンジニアの場合、報酬月額は50万から80万などの案件が多く、会社員の平均年収以上の収入になることが多いです。
身に付けたいスキルにあわせて契約先を変えていけば技術力を高めることができます。

デメリット

企業と契約して常駐する働き方になることが多く、派遣社員と同じでプロジェクトの中心には携われないケースもあります。
また、ネットワークエンジニアならではのデメリットですが、プログラマーやWebデザイナーのフリーランスと違い現地作業が多く、派遣先に常駐するのが主な勤務形態の為、自宅で仕事をすることは難しいです。

フリーランスとは




(画像引用元:Unsplash

働き方がいろいろと見直されている現在、フリーランスという働き方も注目を集めています。
しかし、そもそもフリーランスというのはどういった働き方なのでしょうか。ここではフリーランスの概要を説明します。

フリーランスの概要


フリーランスとは特定の組織に所属せず、プロジェクト毎に契約して仕事を行う働き方です。
特定組織に雇用されている正社員や契約社員、派遣社員、アルバイトはフリーランスではありません。

税務上の違い


フリーランスは税務上、個人事業主か法人となります。

しかし、個人事業主や法人すべてがフリーランスかと言えば、そうではありません。
飲食店などの店舗経営者やネットショップの経営者は個人事業主ですが、単発の仕事を都度契約しているわけではないのでフリーランスとは言いません。
フリーランスと個人事業主は混同しがちですが、フリーランスは働き方のことです。

個人事業主

フリーランスは個人のため、多くは税務署に開業届けを出します。
これにより税務上個人事業主として納税することになり、年に一度確定申告を行います。

法人化

フリーランスで個人事業主としてスタートしても、報酬が上がってきたことに伴い節税のために法人化するケースもあります。
また、個人とは取引しない企業もあるため、業務拡大のために法人化が必要な場合もあります。
フリーランスは必ずしも個人事業主である必要はありません。

フリーランスの職種について


以下のように特定の技能に特化した仕事が多いです。

  • ITエンジニア

  • デザイナー

  • ライター

  • フォトグラファー

  • イラストレーター

  • アナウンサー など


フリーランスの報酬について


フリーランスは契約によって報酬が決まります。
非常に高い報酬の人もいる一方、契約がなければ報酬もないため食べていくことに困るような場合もあります。

ネットワークエンジニアからフリーランスになる方法




(画像引用元:Unsplash

フリーランスがどういったものか基本的な知識が身についたところで、一体どのようにすればフリーランスになれるのでしょうか。
ここではネットワークエンジニアがフリーランスになる方法を説明します。

実績を買われて引き抜き


常駐先企業などからスキルを買われて、個人事業主として契約するケースです。
この場合、すでに仕事は知っているし人間性も把握してもらっているのでスムーズに業務が行えます。
常駐先企業としては、直接契約して元々の単価より下げたい場合や、別の企業へ異動されては困るが正社員にすることができない場合に個人事業主として契約することがあります。

営業して仕事を受注する


過去に常駐していた企業などに営業して仕事をもらう方法です。
フリーランスでやっていく以上営業ができなければ話になりません。
自分で自分を売り込んで仕事をもらっていくことになります。

知人などからの紹介


知人などから仕事を紹介してもらう方法です。
連絡して仕事を紹介してもらうのですが、すでに人間関係が出来ているので、受注につながる可能性も高いです。

フリーランスのエージェントを使う


自分で営業せずにエージェントに登録して仕事を紹介してもらうケースです。
エージェント会社には月額報酬から一部を手数料として支払うことになります。

まとめ




(画像引用元:Unsplash

いかがでしたでしょうか。

ネットワークエンジニアの働き方のひとつであるフリーランスの概要とフリーランスとして働いていく方法について説明しました。

ネットワークエンジニアに関わらず、フリーランスという働き方は注目されています。
働き方が見直される現在、一つの選択肢としてフリーランスを検討してみてはいかがでしょうか。

また、フリーランスについて考えてもみなかったという人にもネットワークエンジニアとしてキャリアを伸ばしていく中で、転職だけでなくフリーランスという道もあるということを知ってもらい、参考にしていただければと思います。



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