IT業界の就職・転職

 

ネットワークエンジニアの需要というのは気になるものです。

プログラマーなど他のエンジニアもそうですが、自分のもっているスキルは将来通用するのだろうか。仕事があるのだろうかと不安になることもあります。

ここではネットワークエンジニアをとりまく環境を説明し、将来のネットワークエンジニアの需要がどうなるのかを解説していきます。

 

ネットワークエンジニアをとりまく環境

 

(画像引用元:Pixabay)

IT業界の進歩は早いということは言われていますが、近年技術革新が進むようなキーワードが複数注目されています。

それらの技術によりネットワークエンジニアの将来にどのような影響をあたえるのでしょうか。ネットワークエンジニアをとりまく環境について説明していきます。

・クラウド

従来はサーバーやネットワーク機器を購入し、社内にシステムを構築し実現していたことが、クラウドではインターネット上にあるサービスを特別なソフトウェアや機器を導入することもなく即時に利用開始することができるようになりました。

また、クラウドではCPUやメモリ、ハードディスクの容量も即時にプランを変更することでいつでも高速化、大容量化することができます。また、必要な期間だけ利用できる点もクラウドの特徴です。

そんなクラウドですが、業務に合わせた最適なシステムを利用するためにはサーバーやネットワークなど総合的な知識が求められます。

・5G

5Gとは次世代モバイル通信の規格のことです。この5Gが普及することで、今後モバイルによるトラフィック量が増加します。

また、IoTなどの普及にも欠かせない技術です。5Gにより大量の機器が同時にインターネットに繋ぐことが実現できるようになります。5Gは通信速度の向上だけでなく同時接続数の増加も大きな特徴です。

そしてネットワークエンジニアとしては無線技術が今後求められるスキルとなっていくでしょう。

・IoT

IoT(モノのインターネット)はパソコンやスマホ以外のも様々なモノがインターネットにつながり相互に通信することです。アイデア次第で今までは考えられなかったサービスが

IoTにより実現可能となるでしょう。

たとえば、車のガソリンが少なくなってきたら、近くのガソリンスタンドを提案したり、車の近くを子供やお年寄りが歩行していることを運転手に知らせてくれたりすることも実現可能です。

ネットワークエンジニアとしてはIoTにより増加するトラフィックに対応するべく運用、保守の仕事が増えてくるのではないでしょうか。また、IoTにより社内システムにはパソコン、スマホ以外に社用車などたくさんの機器が繋がるようになるでしょう。

そのため、それのトラフィックに耐えることができる機器へのシステム更新も盛んになっていくでしょう。

・人工知能(AI)

人工知能の研究が飛躍的に進んだ今、ブームが到来しています。

今の人口知能はディープラーニングにより自分で概念を学習することができます。これらの人口知能とロボットの研究が進めば、職業によってはAIやロボットにとってかわられる仕事もでてくるでしょう。

しかし、ネットワークエンジニアなどシステムエンジニアの仕事は無くならないだろうと

言われていますが、一部分の作業を代わりに行う可能性はあります。

AIが得意な膨大な組み合わせの設定方法から、考えられるパターンを提案してもらうのです。もちろん最後は人間が業務にあわわせて最適な設定を判断することが必要ですが、煩雑な作業の多くはAIに任せることができるでしょう。

そうすることで、ネットワークエンジニアはより上流の仕事に専念することができます。これは逆に言えば上流の仕事ができないネットワークエンジニアは厳しい時代になると言えます。

 

ネットワークエンジニアの将来について

 

(画像引用元:Pixabay)

ネットワークエンジニアに求められるスキルは今後変わっていきます。それらを時代に合わせて、しっかりと抑えていくことがエンジニアに求められてくるでしょう。

順に説明するとひとつは上流工程のスキルです。クラウドによりすばやくシステムを提供できるようになるため、前述したように上流のスキルが無いエンジニアは仕事が少なくなっていくでしょう。クラウドで一度つくったテンプレートを雛形にして、いくつもシステムをつくれるようになるためです。

続いて求められるのはマルチなスキルです。上流のスキルを持ちながらネットワークだけでなくサーバーやアプリのスキルも必要です。それら全てに精通しているのではなくとも良いですが、業務を分析して課題解決のための提案ができるようになる必要があります。そのためにはネットワークだけやサーバー以外の知識も必要となってきます。

続いてセキュリティの知識です。

マルチスキルが身につけば、そこからさらに一歩進んでセキュリティのスキルを身につけることで市場に求められるエンジニアになるでしょう。

そして最後は、フルスタックエンジニアです。これはシステムを素早く構築するために上流から下流まで一貫して仕事ができることを意味します。

上流のスキルに通じますが、求められるスキルとしてコミュニケーション能力があります。上流、マルチ、セキュリティ、フルスタックなど関わる範囲が広くなるため各業務の担当者や様々なベンダーと調整する能力が必要になります。

組み合わせを考えることや推測することはAIの得意分野です。そのため、経験値が高いエンジニアが担ってきたことも、AIにとってかわられる日がくるでしょう。そうなると求められるのは調整能力やAIを利用する能力になってきます。

AIが得意なことを見極めて仕事を任せる。人間が得意な調整業務などに専念すること要件の整理など上流の仕事をこなせる人が重宝されるでしょう。

 

おわりに

 

(画像引用元:Pixabay)

ネットワークエンジニアに限らず、エンジニアの需要は今後も伸びるでしょう。

すぐそこまで来ているIoTなどの技術革新により通信量も通信速度も増えることは間違いがありません。それによりネットワークエンジニアの構築するシステム、そして既存システムの改善が求められています。

ますます需要が伸びるネットワークエンジニアの将来は明るいといえます。

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