ITの就活情報

世の中では様々な形で「契約」というものが存在します。
例えば家や部屋を借りる際にまず不動産屋と契約しなければなりませんし、それが決まっても電気やガス、水道等も契約しなければ生活ができません。さらに身近なところで、スマートフォンも契約をしなければ電話もインターネットもできません。アルバイトや正社員で働こうとする時も雇用という形の契約をしなければ働けません。
契約は「双方の合意が取れて初めて商売、雇用等が成立する」と言っていいでしょう。
IT業界でももちろん契約はあります。今回はそのIT業界の中でよく聞く様々な契約について違いと特徴を述べていきたいと思います。

請負契約

建築や土木業界にも精通している方なら聞いたことのある契約形態でしょう。
これは発注元が受注元へ業務依頼をし、依頼した成果物が完成した時点で対価が支払われる契約になります。
契約内容からも分かるように成果物が完成しなければ対価は支払われませんし、完成しても不備があれば受注元が責任を負わなければなりません。
また、労働者への命令権限があるのは発注元になります。

SES(System Engineering Service)

IT業界ならではの契約形態と言ったらSESでしょう。
これはソフトウェアやシステム開発・運用における委託契約の一種で、客先に常駐して技術提供する働き方を言います。
請負契約と違い、こちらは成果物ではなく労働力に対して対価が支払われます。
また、エンジニアに命令権限があるのは発注元でなく、受注元の企業になります。

派遣契約

アルバイトの経験がある方は馴染みのある言葉かもしれません。
派遣契約は案件単位で契約が行われ、案件が終了すると次の企業へ派遣されます。
SESと同様に成果物ではなく、労働力に対して対価が支払われます。
SESと混同されることが多いですが、違いとしては命令権限が受注元でなく発注元にあるということです。

まとめ


偏に契約と言っても様々な形があり、契約によって働き方、対価の発生、命令権限が全然違います。
将来的にIT業界で働こうとしている方はこの契約内容を覚えていて損はないと思います。
また、インフラ部門と開発部門で契約する内容も違ってきます。今後、自分が何をしたいか、どのようにして働きたいかを考え、自分なりのエンジニア生活を送っていきましょう。

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